現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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涙と憎悪。
2015-11-04 Wed 20:51

 明日が楽しみ~。

 先の展開が気になって気になって、夜も眠れない蔵間マリコです。
 さてさて水曜日になりましたので、いつものコーナーを更新しますよ~。現在、週刊ヤングジャンプで極黒のブリュンヒルデを絶賛連載中の鬼才漫画家、岡本倫のデビュー作『エルフェンリート』を徹底的に語るコーナーを。
 このコーナーも残すところ、9話(9回で終わると言っていない)、話数にすると第99話目となりましたねえ。2013年6月15日から始まり、ほぼ毎週更新してきたコーナーですが、終わりが近づくと寂しくなるものですねえ。リアルタイムで読んでいた時のリフレインでしょうか、それに近い気分です。でも、そんな気分に浸っている気分ではありません。最後まで、エルフェンリート愛を炸裂しながらも徹底的語らせてもらいます。
 というわけで、ここから先はいつものコーナーです。岡本倫先生の作風や管理人の独断や偏見が苦手という人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 第99話『思い出は殺せない

 ○あらすじ

 瀕死の重体でありながらも由比ヶ浜で待っていたコウタ。
 コウタは、見晴らしのいい灯台の上でルーシーの本心を聞くが……。

 ○登場人物

 コウタ、ルーシー(にゅう、DNAの声)、ナナ、蔵間

 ○ターニングポイント

 ・蔵間とナナ

 ルーシーの居場所を発見したナナと死地へ赴く蔵間は……。
 ここに来てまた蔵間とナナの親子の絆というものを感じますねえ。目的がルーシーぶっ殺すという物騒なものではありますけど、それでも蔵間はナナのことを置いていかずに連れて行くことを決めているのですから。昔は昔で頼りにしていましたけど、今は役に立つとかそういったレベルを超越したものを感じます。
 しかし、蔵間はどこで身嗜みを整えたのだろうか?やはり、自宅で着替え直したのだろうか?まあ、流石に浮浪者の格好まま、鎌倉を歩いてたら確実に警察ものですからね。時間が無いとはいえ、当然といえば当然か。

 ・許されるはずがない

 9年がかりでコウタに謝罪をしたルーシー。しかし……。
 もし、ここでコウタがルーシーのことを許していたら、きっと岡本倫先生の漫画を読むのを止めていたかもしれない。だってそりゃあ、いくらルーシーがヒロインだとはいえ、コウタの妹と父を殺した相手ですから。こういった線引きは絶対に重要ですよ。
 それに対して、ルーシーも嫌いじゃない。期待していても許してくれるはずがないと分かっていた。そして、にゅうという人格は自分が作った理想の自分であることも。言い訳がましいところもありますけど、ルーシーの心情としては変な路線変更が入るよりもよっぽど好感を持てる。まあ、人殺しは到底許せるものではありませんが。

 ・約束

 コウタの元から去ろうとするルーシーだが、コウタは引き止める。
 コウタはあまり好きなキャラじゃないですけど、個人的にはここの場面のコウタは主人公としての役割を全うしていて好きですね。許せるわけがないけど、にゅうと一緒にいた思い出を失いたくない。そして、これ以上ベクターを使って欲しくない。それが守れるのなら、「またみんなと一緒に暮らそう」。憎悪と愛情の葛藤といいますか、そういったもののバランスが取れているところがなんとも言えない。
 その一方で、ルーシーが地球上で一番強い存在ありながらも、一番弱い存在であるともリアルタイムで思いましたね。やれ本能のせいだの、DNAの声のせいだのと言っているけど、結局のところは自分を自制できなかったルーシーが悪かったのですから。殺しじゃあ何も解決しない、寧ろ自分で居場所を捨てるだけだ。もっとも、極黒のブリュンヒルデにはルーシーをこじらせたような魔女がいますが。

 ・許されるわけがない

 コウタを助けるため、救急車を呼びに灯台から降りようとするが……。
 まあ、コウタがルーシーのことをどう思っていても、他の人間が許すわけがないですからね。特に蔵間のように、ルーシーの手によって全てを奪われた者は。行き着くところは、ルーシーが死ぬことでしかこの憎悪は終わらない。

 ○まとめ

 コウタとの約束をしたのも束の間、更なる憎悪が待っていた回。
 次回で100話目となるが、99話目以上に壮絶な展開が待ち構えていた……。

 今読んでも色褪せない面白さのエルフェンリート
 さて明日は、極黒のブリュンヒルデの日。物語も終盤に突入しながらも盛り上がりまくりですが、どうなるのだろうか?きっと読者を驚かせるものが待っているに違いない。

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