現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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小さな英雄。
2015-09-21 Mon 20:39

   アントマン001

 後半はネタバレなので、要注意!!

 実は、マーベルコミックスの実写映画を観に行くのは、初めてな蔵間マリコです。
 今日はシルバーウイークの3日目。ということで、今日は郊外のシアターでマーベルコミックス原作の最新実写映画『アントマン』を観に行きました。
 いや~、こういう連休は映画館で一日を潰すのが一番ですよねえ。TVじゃあ絶対にできないスケールのことをして、多くの鑑賞者を興奮させ、感動させる。そこまで遠出をしなくても、そこそこの値段で楽しめるというのも大きいですし。大型連休にはもってこいの時間の潰し方ですよ。
 しかし、そう思っていたのは俺だけでなく、映画館に着くと人で一杯で。普段なら30分前ぐらいに到着すれば、十分チケットとポップコーンを買えるのですが、今日は違う。上映ギリギリだったし、パンフレットやポップコーンなんて買う暇などない。年に5、6回は映画館に行くというのに、甘くて見ていましたよ。
 さて、アントマンを観ての感想だけど、かなり面白かった!!アベンジャーズアイアンマンのような派手さはないし、それらに比べるとスケールの小さい話だけど、だからこそ親近感も共感性も持てるし、マーベルコミックス原作の実写映画の中でも斬新さを感じましたね。ホント、こういう切り口もあるのだと。
 まず、個人的に一番良かったと思う点は、アントマンというキャラクター性。映画内でアントマンになるのは、2代目アントマンことスコット・ラングだけど、他のマーベルのヒーローに比べて圧倒的に弱い。ソーのように神でもないし、ハルクのように天井知らずの怪力でもない、アイアンマンのように空を飛べるわけでもビームやミサイルで攻撃できるわけでもない。地元密着型ヒーローのスパイダーマンと比較しても、かなり劣っている。できることはアントマンのスーツで小さくなれることと、蟻を装置で使役するぐらいで、スコット本人はうだつの上がらないケチな泥棒。腕っ節も人並みにしかない。
 しかし、だからこそ、愛する娘に出会うために一生懸命戦う姿には、共感性を持てる。泥棒時代に培ってきた機知を生かして、道を切り開く。ピム博士やピム博士の娘・ホープ、泥棒仲間のルイス、友情を育んだ蟻たちと協力し、野望を打ち砕く。そして、勇気を振り絞って、愛娘を守る。正義のためとか、世界平和といった大層なもののために戦っているわけでないからこそ、その姿に感動を覚えるのだ。
 あと、家族といったら、ピム博士も重要なポイント。ワスプこと妻・ジャネットの冷戦時代での喪失し、失意のどん底に落ち、娘・ホープをほったらかしにした上に、妻の死の真相を直向きに隠す。しかし、ホープの父親に愛されたいという必死な思いが、父親の頑な心を氷解させる。その集大成が、ラストの2代目ワスプのスーツであろう。命がけになっている娘のことを信頼しなければ、このようなものを渡せるわけがないのだから。
 まあ、ピム博士の偏屈ぶりは相変わらずだが。いくらなんでも手が早すぎるし、スターク博士という言葉を聞いただけで、イライラするのはどうかと思いますよ。ここら辺は、原作とのバランスを取ったものだと思う。これで、ウルトロン作ってしまいましたとか、ジャネットにDVしていたという原作設定ぶち込んだら大変なことになるし。
 それに、戦闘シーンがコメディよりだから面白い。まさかのアベンジャーズのファルコンとの戦闘というサプライズもたまらないものだけど、今作のヴィランであるイエロージャケット(原作だと、ヴィランではないが。ここら辺は、ヴィランからヒーローになっているアイアンマン3のアイアンパトリオットも面白い)との戦闘がコミカル。見た目はアントマンのスーツよりもずっとカッコよく、実用的で、凶悪的なデザインだけど、どこか情けないところが笑いを誘う。卓球のラケットで弾かれて、誘蛾灯で感電するイエロージャケット。蟻の群れに大苦戦するイエロージャケット。機関車トーマスに轢かれたと思いきや、機関車トーマスが更に凄いことになって酷い目に遭うイエロージャケット。他のヴィランなら絶対に有り得ないようなやられっぷりが痛快。マーベルコミックスに興味がない人でも必見!!

 笑いと興奮と感動の詰まった実写版アントマン
 これに続いて、『キャプテン・アメリカ シビルウォー』に続くが、こっちはどうしようかなあ?アントマンが出るから観たいけど、これを観たらまだまだ予定されているマーベルコミックス原作の映画も消化したくなるという沼にはまりそうだからなあ……。『Dr.ストレンジ』と『ミスター・マーベル』あたりも気になるし。う~ん、贅沢な悩みだ。
 ちなみに最初の画像、本来ならアイアンマンの等身大フィギュアの隣にアントマンのフィギュアが展示されていたらしいが、盗難に遭ったらしい。亜原子よりも小さくなったのだろうか?

 アントマンの評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 アメコミ度 ☆☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆☆

         アントマン002

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