現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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苦労の日々。
2015-08-16 Sun 20:04

 う~ん、ペースが上がらない……。

 なかなか思うように書けない蔵間マリコです。
 さてさて日曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよー。貧乏高校生の夏目大和と、ネコ耳宇宙人のデュタ、ミミとミューナとの共同生活を書いたオリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 現在、15話目を書き始めてから1ヶ月近く経ちますが、ちょっとペースが遅いです……。どうも重要局面で引っかかりまして、どうしてもそこが打開できないんですよ。ちゃんとチャートを書いて、どのような展開になるかは前以て書いていたんですけど、それでも自分の思うようにコントロールできなくて。ここさえ抜ければ、ペースが上がりそうなのだが、どのくらいかかるのやら……。
 とまあ、ちょっと上手くいかなくてやきもきしていますが、それは置いてそろそろ本題へと入らせてもらいます。先に言っておきますが、あまり上手ではありません。それでも読んでくれると非常にありがたいです。それでは今回もどうぞ。
                 第14話 鋼の心臓(アイアン・ハート)(5)

 6月○○日(木)

 お見舞いに来た早々、痛くて冷たい洗礼を受けた。
 病室のドアが開くや否や、金だらいが頭上に落下。その上、金だらいには大量の氷水が入っていた。三重の意味で頭が痛くてたまらなかった。そんな悶絶する姿を樹里は爆笑していた。アイが説教をしていたが、とても反省しているようには思えなかった。

 6月×○日(土)

 今度は死ぬほど熱くて、痛い目に遭ってしまった。
 反省の証拠として、樹里はホットカフェオレ缶を奢ってくれた。自販機から取り出したものだから悪戯ができないと思い、プルタブを開いた。すると、熱々の炭酸飲料が俺の顔に向かって噴射された。しかも、炭酸飲料の中には細かく刻まれた唐辛子が含まれており、1日中ヒリヒリして辛かった。どうやって細工をしたのかは分からないが、絶対に許さない。

 6月○△日(火)

 警戒していたはずなのに、また悪戯に引っ掛かってしまった。
 その日は、樹里と病室でただただ話していた。トイレに行きたくなったので少し目を離したら、窓ガラスの向こうで首を吊っている樹里が発見された。俺は急いで屋上から樹里を引き上げたが、その途端に首を吊った樹里の頭が爆発した。何があったのか分からず、そらは失神し、デュタはパニックになった。死ぬほど悔しい。

「そんなことがあったのですか、大変ですねえ」
「大変どころじゃないよ。もう命がいくつあっても足りん」
 俺は純喫茶『さつき』の老店主相手に、愚痴をこぼしていた。そのような事を言うのは迷惑であることは分かっているが、こぼさなければやっていられないほどに、ストレスが溜まっているからだ。
「でも、ちゃんとお見舞いに行っていますよね。大和さんもそらさんも、とても親切な人だと思いますよ。とても偉いですね」
「いやまあ、引き受けた以上はやらないとこっちもあまり気分が良くなくて」
「アイスカフェオレとアイスミルクティー、それとチョコレートケーキ2個ですね」
「ありがとうね、さつきさん」
 黒髪長髪の機械人形(オートマタ)が、鉄製のトレイに乗ったドリンクとスイーツをカウンターに置く。出来立てのチョコレートケーキの香りが相変わらず最高だ。勿論ながら、味も最高である。
「それにしても、その樹里さんも辛いでしょうな」
「まあ、病気云々のことはそうですけど」
 それ以上に、俺たちが酷い目に遭っているのも事実だが。
「多感な時期の子なのに、大好きなスポーツもできず、普通の子のように学校に行くことも出来ず、両親は共働きで話す機会すら少ない。心の支えは、親戚の伯母と機械人形(オートマタ)の2人。色々な不安やストレスを抱えているかもしれません。きっとあなたがた2人のことを感謝しているかもしれません」
「本当ならもう1人見舞いに行っている人がいるんですけど、部活動で今日は出られなくて」
 デュタは剣道部の活動で休み。本人も見舞いに出来る限り行きたいとは言っていたが、今日の部活動は外せないと言っていた。デュタにはデュタなりの事情があるからこればかりは仕方ない。
「3人ですか、それはすみません」
「いや、謝る必要なんてないから。今までこっちが何も話していなかったんで」
 最初こそは丁寧口調だったが、最近ではそうでなくなった。ここの雰囲気も慣れたし、慣れとは少し恐ろしいものである。
「でも、手術で治るといいですね」
「うん、樹里ちゃんの病気が治ったら、山で天体観測とかUFOを呼んだりしてみたいの。きっと樹里ちゃんも楽しんでくれるはずだよ」
「もしかして、チャネリングというのでしょうか?」
「うん。こうやって、ベントラーベントラー、スペースピープルって言いながら呼ぶの。ね、大和くん」
「何で俺に話を振るんだよ」
 そらは丸椅子に座りながら、両手を手にかざした。2ヶ月前に、そらとあんなことをしていたなんて恥ずかしいと今更ながらに思う。そらが少し寂しそうな顔をしていたのも記憶に残ってるが。
「懐かしいですねえ。私はしたことがありませんが、数十年前にはこのようなことが流行っていましたねえ。子供なんかが手を上げて、宇宙人を呼んだりして」
「考えただけでなんだか不思議な光景ですね。少し興味があります」
「さつきさんもしたいですか? きっと楽しいですよ!!」
「でも、すみません。マスターが最近あまり体の調子が良くなくて」
「いや、私は大丈夫だ。だから、私のことは、ごほっ、ごほっ」
 俺たちに背を向けて、店主は軽く咳き込む。
「マッ、マスター、大丈夫ですか?」
「いや、ちょっと風邪気味でね。薬を飲んでいれば、自然に回復するよ」
 とはいえ、店主の顔が少し赤くなっていた。俺にはどこか辛そうに見えたが、店主が大丈夫と言うのだから何も言わなかった。余計なお世話だと思われそうだったからだ。
「早く元気になるといいね。風邪を引くと元気が無くなるからね」
「そうですね。マスター、あまり無理をしないでくださいよ」
「分かっているさ。自分の体は自分が一番理解しているよ」
 俺はふと、店内の奥の柱時計に目を合わせた。4時半、そろそろ病院に行かなければ。
 残りのアイスカフェオレを一気に飲み干し、チョコレートケーキを口に頬張った。
「そろそろ会計にしないと」
「えっ!? もうこんな時間!? 私、まだ全部食べていないの!!」
 そらも残りのチョコレートケーキを急いで完食した。
「アイカフェオレに、ミルクティー、チョコレートケーキ2点で1200円になります」
「今日は大和くんと割り勘だね」
「当たり前だろ。奢っているわけじゃないんだからさ」
 俺とそらは財布の中から、600円ずつ出し、やや足早に純喫茶『さつき』から出た。
「ありがとうございましたー!! またのご来店をー!!」
「青春ですなあ。私もああいう時期がありましたなあ」
「そういうのは体調が良くなってからですね。健康第一です」
「もし治ったら、お前とどこかに少し遊びにでも行こうか。手作りサンドイッチと温かい紅茶を持って、夜の山で天体観測をするなんてのもいいかもしれない」
「そうですね。私もとても楽しみにしています」
 さつきは柔らかい笑みをこぼした。

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は?
 ちょっと体調があまりよくないので、ここからは簡潔に済ませますが、個人的にはこの場面は各々の性格や趣味を注意しながら書きました。自分としては頑張りがあまり足りない気がします。もっと工夫が施せるんじゃないかと少し後悔しております。

 かなり苦戦しているオリジナルのライトノベル。
 さて、次回はいつものように日曜日更新予定。樹里の見舞いに行く大和たちに待ち構えているものとは?それは見てのお楽しみ。

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