現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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動乱の時代。
2015-03-14 Sat 21:10
 2週間遅れだけど、見れた!!

 ジオンよりも連邦派の蔵間マリコです。
 いや~、最近は色々とやることが多くて、どうしても優先順位が低いところにありましたが、ようやく見ることが出来ましたよ。ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、安彦良和によってリテイクされたガンダム漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGN』のOVA1巻を。
 昨年、4年間に渡る大長編OVA『機動戦士ガンダムUC』の完結とほぼ同時期に製作が発表されたOVA版THE ORIGNですが、これが明らかになった時は驚きを隠せませんでしたよ。アニメ化されるかもしれないという噂こそあったものの、本当になるとは思いませんでしたから。ただ、自分はTHE ORIGNは面白い作品だと思っていますから歓迎ではありましたね。機動戦士ガンダムでありながらも、機動戦士ガンダムにはない魅力がありますから。
 さて、前座はこれぐらいにして、そろそろ感想へと入らせてもらいます。当然ながら、ネタバレが入っております。ですので、まだ見ていない人やそういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 さて、『機動戦士ガンダムTHE ORIGN1 青い瞳のキャスバル』を見ての感想ですが、良くも悪くも漫画の路線にぶれない内容でしたね。機動戦士ガンダムUCとは違って、いきなり攻めに回るのではなく無難な作りにはなっていますけど、機動戦士ガンダムの前日談の作品である以上は、こういう感じのほうが正解だとは思います。
 まず、個人的にOVA版THE ORIGNの一番の特徴ともいえる機動戦士ガンダムとの作風の差。THE ORIGN機動戦士ガンダムであるけど、作風そのものは安彦良和色の強い作品となっている。具体的に言えば、漫画家らしくデフォルメといったものを使い、キャラクターはコミカルな部分が強調されている。機動戦士ガンダムの監督、富野由悠季の場合は曖昧かつ宗教的でいながらも自分の世界観をというものを持っていますからね。同じガンダムのスタッフでいながらも、全く真逆の作風。これが良いか悪いかは人によって大きく感想が変わってくるだろう。自分は原作を読んでいるから、最初こそはギョッとしたけど、そういえばこういう内容だなあとしみじみと思いましたよ。
 続いては、ファンの間でも懸念点とされていたCGについて。冒頭のルウム戦役のザクⅡやサラミスといった兵器の数々が登場するシーンは、宇宙戦艦ヤマト2199のようなCG感が出すぎて、あまりよろしくないとは思った。だが、その一方で地上戦のシーン、ガンタンク初期型や61式戦車といったものはまだ兵器の技術が未発達ゆえのぎこちなさに好影響を与えている。そして、キシリアたちの乗っていた馬がCG感が全く出ていなかったのは凄い。CGの出来不出来が激しいけど、完結するまでにここら辺が向上すると願いたい。
 そして、ストーリーそのもの。1話目は冒頭のルウム戦役以外は、ほぼ単行本9巻と同じ。ダイクン家・ザビ家・ラル家の3つの家系の政争。他に見所もあるけど、やはりここだな。ダイクンの急死、爆弾テロによるサスロ・ザビ殺害、ザビ家のやり方に怒りを爆発させるジンバ・ラル、キシリア・ザビのキャスバル・レム・ダイクンへの恫喝、島流し同様のコロニーからの強行脱出の見逃し行為。ガンダムがただのロボットアニメじゃなくて、こういう政治的なやり取りがあるからこそ面白い。まあ、これらの半分はキシリア・ザビが絡んでいるのだが。機動戦士ガンダムのキシリアに比べると、女性特有の精神的醜さが描かれているのはポイント。
 あと、幼少時代のアルティシア・ソム・ダイクンが可愛い。後にアクシズ落としまで敢行する当時から豪胆な兄とは違い、歳相応の女の子らしさがにじみ出ていて。ムンゾからの脱出の際のおおよそそれに見合わぬ服装もいいし。ただ、これから先が茨の道なんだよなあ……。

 なかなか見所が多かったOVA版THE ORGIN
 次回は、恐らく地球で生活していた頃からテキサスコロニーへの逃亡までだろうなあ。キャスバルの過去のターニングポイントである、シャア・アズナブルの登場までまだまだ時間がかかりそうだが、その経緯を十分に楽しませてもらおう。

 機動戦士ガンダムTHE ORIGN1 青い瞳のキャスバルの評価

 満足度 ☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆
 ガンダム度 ☆☆☆

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