現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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語られざる戦い。
2014-12-07 Sun 21:38

 昨日は帰宅後爆睡したので、書けませんでした。
 あと、ネタバレもあるので、見たくない人は後半は開かないように。

 男心をくすぐられるようなアニメが大好きな蔵間マリコです。
 先日、朝二番の上映を観に行きましたよー。70年代の代表的SFアニメのリテイク作『宇宙戦艦ヤマト2199』の新作映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』を。
 旧作ヤマトはTVアニメ版1作目と劇場版2作、ヤマト2199もTVアニメサイズで視聴した身なのでそこまでフリークというわけではありませんが、それでもSF好きとしては絶対に外せない作品の一つだからな。それに、自分もヤマトは面白い作品とも印象深い作品だと思っていますし。ですので、公開日初日に行きました。
 しかし、実際に行ってみると驚きましたねえ。先月観に行った楽園追放は20代が多かったけど、こっちは40・50代がチラホラと。いわゆる第1・第2世代オタクというものだろうか?そういった方々と一緒に映画を見ると思うと、ちょっと不思議な感覚といいますか。ガンダムUCの時ですら、そこまでいたわけでもありませんし。やはり、ヤマトガンダムは時代の差があるものですね。
 さて、肝心のヤマト2199の新作の感想だけど、個人的にはちょっと微妙かなあ?作品として良いところもあるんだけど、悪いところが目立っているというか。なんていうか、ヤマトでやる必然性の薄い作品と言わざるえなかったな。これはヤマト2199本編のうち数話にも言えることなんだけどね。
 まず、この作品の目玉の一つであるガトランティス。旧作ヤマトでは、ガミラス帝国以上の強大な敵として、そして暴力的な敵として描かれていたけど、まさに蛮族という言葉が相応しいものでしたね。必要最低限のことしか敵対勢力とは会話はせず、科学者以外は全員抹殺。艦橋で太鼓を鳴らし、少しでも気に食わぬことがあれば暴力。そして、ガミラスよりも発達した科学技術。「スタートレックのグリンゴンじゃないの!!」なんて言われると身も蓋もありませんが、旧作のガトランティスの設定を考えれば、このエキセントリックな設定が妥当かもしれない。
 ただ、さらば宇宙戦艦ヤマトを見た身としては、やはり白兵戦描写は欲しかった。流石に旧作みたいに殆ど全滅の展開をするわけにはいかないが、それでもあの血みどろの戦いはガトランティスの恐ろしさを象徴するシーンですからね。肉薄されるぐらいに追い詰められても良かったんじゃないかなあと思う。
 で、続いては舞台となるシャンブロウ、アケーリアス文明。旧作の設定についてはよく知らないが、2199だとセレステラとミレーネルはその星の末裔として描かれていた。それだから、ある程度のオチは予想ついていたのだが、ちょっと冗長的かな?地球人とガミラス人が協力して大和ホテルから脱出するまでにかなり時間がかかっている。そのため、中盤は物語としての停滞感というものが漂っていたな。これがもうちょっと短め、あるいは他の大和クルーを巻き込んでいたら……。
 そして、一番気になったのが、大和のクルーの大半に出番が少ないこと。なんせ、ヤマトのクルー5人で話が進んでいるようなものですから。しかも、旧作のキャラは古代進と相原義一の2人で、残りの3人、桐生美影、新見薫、沢村翔は2199のキャラ。どうにも大和を見ているというよりも、SFを見ているような感じがしてならん。地味に外野で土方さんの出番があったのは嬉しいけど、やっぱりヤマトといいますと、沖田十三艦長や森雪、真田志郎、加藤三郎が活躍してナンボのヤマト(沖田艦長は病床の身だから、戦闘で活躍してほしいというのは酷かもしれんが)かと。
 2199のキャラも、山本玲(厳密には旧作にも存在するが、事実上別物)や原田真琴といった人気キャラも出番(登場させようが無いが、伊東真也も2199には外せないキャラだと思う)が少ないし。プロローグでざっとダイジェスト的な流れをしたから、きっと大活躍するんだろうなあと下手に期待感を持たせたのも不味い気がする。もうちょっとペース配分考えようよ……。
 ただ、やはり戦闘シーンはやっぱり圧巻ですよ!!ガトランティスを象徴する直撃火焔砲の脅威は作中の描写でも十分伝わってきたし、波動砲が使えないヤマトの立ち回り、そしてミランガルの捨て身の攻撃。やはりヤマトのウリは艦隊戦ですからね。これは本当に頑張ったと思う。

 面白い点もあったけど、手放しには褒める出来とは言い難かったヤマト2199の新作。
 ただ、ガトランティスの動向を見る限りでは次回作以降(原作のさらばや2あたり)が作れそうな気がする。今回は顔見せ的な出番だったけど、今度は本格的に地球に対しての攻撃を仕掛けてほしい。ガミラスもいいけど、これをやってからこそのガトランティスですからねえ。

 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟の評価

 満足度 ☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆☆
 ヤマト度 ☆☆☆

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