現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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失意と喪失と。
2014-11-27 Thu 20:22

 今日は、前座は無しで。

 たんの漫画が大好きで大好きで大好きでたまらない蔵間マリコです。
 さてと木曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよ~。週刊ヤングジャンプで連載中の岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想を。
 先で書いていますけど、今回はさっさと感想に入りますよ。なんでかって?だってまあ、ねえ、アレだしねえ……。まあ、これ以上はネタバレになるので、そういうのが嫌だという人とかが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第125話『この愚かな人類よ』が掲載されましたが、もう読後は一日中鬱状態でした。いや、あそこまで行けば結末は一つしかないのは分かっていますけど、奇跡というものを信じたくなるじゃないですか。某槍を使う赤い魔法少女が、剣を使う人魚姫を助けに行くのと同じようにさ。でも、そんな都合の良いことが起こるわけが無い。ホント、ここまで落ち込ませられるのは、奈波ちゃんや小鳥ちゃん以来ですよ。たんの漫画には、神はいないんですか(いるにはいるが、祈る神ではない)!?
 さて、もう過程はぶっ飛ばして、重要な部分だけ掻い摘んで感想を書きますよ~。孵卵した初菜ちゃんを元に戻す方法などなく絶望し、自ら喰われにいった高屋。きっと初菜ちゃんが回復させてくれるんだろうなあと思いましたが、ありませんでした。その姿は見るも無惨、極黒のブリュンヒルデの序盤に比べるとバイオレンス度増大。
 しかしながら、孵卵した初菜ちゃんに向かって最期の力を振り絞って告白するシーンは様々なな感情が去来します。結果として最悪な方向に向かわせてしまった高屋の告白に対する無念さ、初菜ちゃんに誰かを殺して欲しくないと説得する悲痛さ、そして最後の告白に対する胸の締め付けられる思い。ポッと出のキャラとか、一部の人からは言われていますけど、自分としてはやはりこういうキャラは必要だったんじゃないかと思います。たんの漫画は、ハーレムであってもハーレムでありませんし、闇鍋だからこそ面白いわけであって。
 だけどそれ以上に辛いのが、孵卵して化け物となった初菜ちゃん。収まらぬ食欲に身を任せた結果、高屋を喰ってしまった。それが別に好きな相手ではないだろうが、やはりそれは人であった存在としてはもっとしてはいけない所業。でも、それに気がついたのがあまりにも遅すぎる。その初菜ちゃんの苦悶の叫びは、本人以外に分かるわけが無い。もし、小鳥ちゃんのグラーネが孵卵してアイン・ソフ・オウルが成立していたら、きっと同じように叫んでいたかもしれない。もっとも、そうなった場合は初菜ちゃんの比にならないほどの責め苦に襲われるだろうが。
 自我を保っていられるのも自殺することもで殺すこともできない、そんな食欲に任せて暴走する初菜ちゃん。自分はこれをどうやって止めるのかとても想像がつきませんでしたが、それを止める展開があまりにも衝撃的すぎました。機械仕掛けの神、舞台装置、デウス・エクス・マキナ、第7章序盤に登場してきた謎の青年、マキナの登場。
 このタイミングでのマキナの登場には、目を白黒してしまいました。何故、このタイミングに彼が現れたのか?そして、彼の目的はなんなのか?サブタイトルと彼の意味深な台詞からして、碌なことは無いと思いますが。ただただ、文字通りデウス・エクス・マキナのような展開にならないで欲しい。
 そして、マキナの魔法によって顎から上が無くなり、完全な死を迎えた初菜ちゃん。あまりにも呆気なく、そして慈悲も救いも無い最期に酷く落ち込んでしまいました。高屋を殺してしまったことによる失意と絶望、良太たちにサヨナラを言うことが出来ずに殺されたこと、マキナという存在に蟻のように簡単に殺されてしまったこと。倫たんの漫画で主要人物が死ぬことはたびたびありますけど、ここまで悲惨な最期となったのは初菜ちゃんぐらいかもしれない。
 裏切り者としてイジェクトされたものの、最期の最後に夢であった友達が出来た奈波ちゃん、過酷な運命に翻弄されながらも最期まで笑っていられた小鳥ちゃん。先の2人は何らかの救いがあったけど、初菜ちゃんはねえ……。まあ、魔女がいつ死んでもおかしくない存在だから、惨めな最期を遂げる魔女がいても納得の話だが。というよりも、展開次第では魔女全員が死ぬことも有り得るわけだし。

 とにかくとにかく辛い結末となってしまった極黒のブリュンヒルデ
 どうなるんだろうか、本当にこの物語は?次々と魔女が脱落していくし、ラスボスみたいなやつが良太の前にいきなり現れるしさ。もう先の展開が読めん!!

 極黒のブリュンヒルデ第125話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆
 悲惨度 ☆☆☆☆☆

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