現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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2014-11-13 Thu 21:02

 綺麗も汚いも一緒だからこそ面白い。

 たんの漫画を影ながら応援している蔵間マリコです。
 さてと、木曜日ですので、いつものコーナーを更新しますよ~。週刊ヤングジャンプで絶賛連載中の岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想のコーナーを。
 いや~、毎週毎週楽しみしている極黒のブリュンヒルデですけど、どうしてこうも面白いんでしょうか?ストーリー、キャラクター、展開、ギャグ。どれをとっても面白いですし、どれか一つが欠けたら作品としての面白さが失っちゃいますし。ホント、このギリギリなバランスが最高ですよ。
 とまあ、前置きはちょっと短めに済ませて、そろそろ感想へと入らせてもらいます。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見に満ちています。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第123話『雨の響き』が掲載されましたが、本当に重たい、とにかく重たい。助けたいけど助けようのない無力感と悔しさ。それらがヒシヒシと伝わってくるところがなんともたまりません。こういった悲壮的な空気も、作品として面白くしている要素だと思います。
 さてと、前回の初菜ちゃん号泣のラストから打って変わって、高屋の家の前。たんの漫画全般に言えますけど、上流階層と思わしき家に住んでいる人が多いですねえ。興梠みかげも一人暮らしするにはかなり良い一軒家ですし、アナルショップ先輩や小五郎は言わずがな、九なんかはあんな儀式が出来る屋敷持っていますからねえ。中流層というと、割合として少ない気がする。佐藤くんとか、良太とか。
 それはともかく、初菜ちゃんと高屋のやり取りがとにかく重たいですねえ。相手が女の子だから、詳しいことには踏み込まず、それでいながらも細かいことに色々と気付く高屋。だけど、初菜ちゃんは譲らない。良太が好きなことと、高屋を巻き込みたくないこと。別れをしに挨拶に来たはずなのに、噛み合っていないのが辛いのなんの。取り繕いようがないとは、まさにこのことだろう。
 だけど、そこで引き下がらないのが高屋。良太に事情を聞きに、天文台へ。いやあ、この場面も胸をえぐられますねえ。今まで小五郎と結花ちゃん以外に魔女のことは話していなかったけど、今までは秘密にしてくれないか的な意味合いが強かった。でも、今回の場合は鉛のように重たくなった心に鞭打って語っている。同じことを話しているはずなのに、こうも印象が違うとねえ。
 そして、その良太本人がボロ泣きして諦めてしまっている。そりゃあそうだろうなあ、今まで幾度となくピンチを乗り越えてきたものの、それはなんらかのヒントがあったからこそ動きようがあった。しかし、今回の場合はそういったものが全くない。ヘクセンヤクトも知らないし、ヴィンガルフとの繋がりも完全に断たれた。孵卵をコントロールする方法はあるのは確かだが、それを知っているのは小野寺所長だけだし、読者の視点だから分かるというだけ。ヘクセンヤクトからの話が本当だったわけだし、良太は防ぐ手立てがないとしか思っているんだろうなあ……。
 しかし、ここからの良太の高屋への手助けは見事。初菜は良太のことが好きであるが、高屋は初菜のことが好きだ。そして、良太は初菜へ出来る限りのことを尽くしたが何も出来なかった。そして、今度はそれが高屋をする番。すなわち、初菜ちゃんへの告白。
 いや~、このタイミングでの告白は本当にずるい。このタイミングで告白されたら絶対に断るわけにはいかないし、初菜ちゃんにとってもそれが心の支えになるのですから。もし、ここで高屋が告白をしなかったら、初菜ちゃんは山奥でひっそりとイジェクトして死んでいたかもしれないし。
 でも、高屋だって初菜ちゃんの全てを背負うことを覚悟したから初菜ちゃんの前に現れた。ただ可愛いから告白したなどという生半可な気持ちでない。そういった高谷の意気込みが一読者として共感に値しますね。

 どうしようもないほどに切ない展開が続く極黒のブリュンヒルデ
 さて、次回はどうなるのだろうか?個人的には、初菜と高谷の熱いベッドシーンが見たいんですけどねえ、それも3話ぐらい。勿論、たんが大好きなア○ルセッ○スも。ごめんなさい、こんな状況で不謹慎なことを書いて……。

 極黒のブリュンヒルデ123話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 SF度 ☆☆
 切なさ度 ☆☆☆☆☆

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