現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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意外な再会。
2014-10-05 Sun 19:26

 進捗状況が66パーセント。
 全然間に合いません!!

 思うように文章を操ることができなくて、かなり困っている蔵間マリコです。
 さてと、日曜日ですので更新しますよ~。貧乏高校生の夏目大和と、ネコ耳宇宙人のデュタ、ミミとミューナとの共同生活を描いたオリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 いや~、毎日書いているんですけど、思うように筆が進みません。ちゃんとシナリオ自体は大まかなものを書いて、草稿も作っているんですけど、肉付けが難しくて……。一番面白い部分ではあるんですけど、ここで苦戦すると全く進まない状態になりますからね。頑張って今月下旬あたりに完成できればいいんですが……。う~ん、1年間で6話完成すること出来るか怪しくなってきた……?
 とまあ、雲行きが怪しくなってきましたが、そろそろ本編に入らせてもらいます。先に言っておきますが、あまり文章力がありません。ですが、読んでくれると非常にありがたいです。それでは、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)をどうぞ。
            第10話 不可思議な少女(ミスティック・ガール)(7)

「はいはーい、こ、こちらは現場の私立東雲学園です。レポートするのは、みんなのアイドル小野寺みちるでー、うわわぁっ!?」
 サンブテレビの大人気女子アナウンサー、小野寺みちるはマイクのコードに足を引っ掛け、立ち入り禁止ラインを乗り越えて転げてしまった。
 それを見た東雲学園の大勢の生徒やマスコミたちは、ゲラゲラ大爆笑。ほんの少し前まで緊張と好奇心に包まれていた現場が一転、和やかのムードへと変貌する。
 彼女の中継の特徴は殆ど必ずといっていいぐらいに、2度か3度かのうっかりミスを起こす。それも、普通の人間なら失敗をしないような失敗を。
 しかし、彼女の日常茶飯事のミスは笑って許される。小野寺みちるというキャラクター性、それに加えて欠点を補うあまりのカリスマ性とアナウンス能力が名物女子アナとして確立しているのだ。ただのドジならば、とっくにお茶の間から消えているだろう。
 お洒落な服装についた埃を払い、涙目となった小野寺はアナウンスを続ける。
「すすす、すいません!! 重要な中継であるにも関わらず、取り乱しまして……」
「別にいいよー、みちるちゃーん!!」
 どこからともなく聞こえる、小野寺みちるへのエール。それは冷やかしなどではなく、心からのみちるへの応援である。
「皆様、ありがとうございます!! その言葉、とても勇気になります!! ですが、今日の主役は私ではありません!!」
 小野寺は、東雲学園の校門に向かって手を差し向ける。そこには、黒塗りの外車と小道具などを運搬するトラックが数台。
「本日の主役は10日と11日に行われる東雲学園祭のメインイベントの1つ、ライブコンサートの出演者です!! そして、今回はその到着現場を中継しております!!」
 エンジンがかかってきたのか、小野寺のアナウンスも饒舌になっていく。それでいながらも、可愛らしい声で冷静さを失わない。見事なまでものバランスと復帰の早さが、女子アナウンサー小野寺の実力を物語っている。
 遠景から徐々に大きくなっていく外車とトラック。近づくにつれて、生徒とマスコミの期待と不安の声援も大きくなる。
 そして、数台の車は体育館前で止まった。
「あっ、止まりました!! 今年の出演者は誰でしょうか?」
 マスコミたちは、こぞって車へ向かって駆けつけようとする。しかし、生徒がごった返す中継現場でマスコミが動く余地などあるわけがない。押し合いへし合いの阿鼻叫喚。
 そうこうしているうちに、外車の中から4人の少女が現れた。
 1人はピンク髪のセミショートと三編み二つ結びが特徴的な少女。
 1人は紫がかった黒髪ストレートへアーのスポーティーな格好の少女。
 1人はお嬢様結びのオレンジ色の髪の毛の幼児体系の少女。
 1人は澄み切った青の双眸が美しいやや長身の少女。
 4人が4人、市井にいる女の子とは比較にならないほどの美しさと可愛らしさを兼ね備えている。
 その姿を見た瞬間、中継現場は歓声の渦に飲み込まれた。
「こ、これは!! 今年は、今年は何と!! 大人気特撮ドラマ『聖大天使(アークエンジェル)みんと』に登場する4大天使役を演じたアイドルユニット『アンジェリカ』です!!」
 絶え間なく瞬くシャッターに、生徒たちの黄色い声。
 毎年、ライブ出演者が公開されると大歓声に包まれるが、今年はそれらとは比較にならないほどの盛り上がりをみせる。何故なら、彼女たちは今最も熱く、最も注目されているアイドルだからだ。
 アンジェリカは聖大天使みんとの放送に合わせて結成された実力派アイドルユニットである。深夜放送であるにもかかわらず、彼女たちを目当てに夜更かしする視聴者が続出、視聴率22パーセントの快挙を達成。そこから人気が人気を呼び、毎週着実に視聴者数を伸ばしていき、最終回では48%というTV史上後にも先にも視聴率を叩き出し、ゴールデンタイムに再編集版が放送されるほどの大人気を誇る。その人気はドラマに留まらず歌も大人気、ファーストシングル『ピュアハート』は1週間で平均750万枚の売り上げ、ミュージックランキングも12週連続首位を維持するなどの快挙を果たす。現在は海外進出も果たしており、アンジェリカの経済効果は年間5兆円と超巨大市場となっている。アンジェリカは世界を席巻する大人気アイドルユニットとして君臨しているのだ。
「さて、ライブまでにはまだまだ日がありますが、今回はアンジェリカを知らないという方々のためにも自己紹介をしてもらいましょう」
「アンジェリカのリーダー、ガブリエル兼望月(もちづき)みんと役の斉藤希(さいとうのぞみ)でーす!! 皆様、日曜日公演のライブを楽しみにしてくださいねー!!」
「のぞみちゃーん!!」
 斉藤希は観衆に向かって愛想よく笑い、手を振る。
「氷室麗華(ひむろれいか)だ。皆の知っての通り、オレは宮藤恭子(みやふじきょうこ)とミカエルを演じている。オレたちのライブを楽しみにするがいい」
「麗華さま、カッコいいー!!」
 宮藤恭子は、腕組みをしてクールで情熱な姿をアピールする。
「ぴょんぴょん!! ウリエル役と二階堂エリス役をするうさぎだぴょん!! よっろしくぴょーん!!」
「きゃー、かわいい!!」
 うさぎは可愛らしく兎のポーズを取り、生徒たちの関心を惹き付ける。
 3人のアピールは勿論のこと、小野寺の巧みなアナウンス能力が拍車をかけ、会場の盛り上がりは最高潮となる。
「アンジェリカの皆様、相変わらずの盛況ぶりですねえ。では、最後にラファエル兼マリア・フローレンス役のア……、ああっ!!」
 突如、数名の生徒が立ち入り禁止テープを破り、派手に転げ倒れた。そして、女子アナウンサーも生徒の雪崩に巻き込まれてしまった。
「もきゅ~」
 後頭部から打ち、目を回す小野寺。彼女が目を覚ますのはこれから1時間後のこととなり、上司からこっ酷く叱られることになるが、それはまた別の話。思いもよらぬトラブルに、現場は騒然となっていた。
「もー、大和くん押さないでよ」
「俺は押してなんかないぞ」
「いててて、妙ちゃん怪我はないか?」
「わ、私は大丈夫です……」
 ぎゅうぎゅう詰めになったところを押されたのか、雪崩となった生徒4人は情けない声を上げる。
 着々と進行していたアンジェリカのお披露目会は、生徒4人へと注目が移ってしまった。歓喜に包まれていた会場は、どよめきへと変貌する。今の今まで上手くいっていたはずのイベントだったが、最悪な状況へと転んでしまうのか?
 だが、そこは天下のアイドルユニット、アンジェリカ。いかなるトラブルにも対応可能だった。
「あなた達、怪我はありませんか?」
 アンジェリカのメンバーの1人が、白くてきめ細かく美しい手を差し伸べる。
「あ、ありがとうございま……」
 ブロンドヘアーの少女は、手を差し伸べた相手を見上げた。
 同時に、少女は手を差し伸べた相手が誰であるかを理解した瞬間でもあった。
「あなたはもしかして、クラリモンドさん……」
「それは仮の名前です。私の本当の名前は、アン・R(ルイス)・レオンクールと申します。アリスと呼んでも構いませんよ」
 アン・R・レオンクールこと、アリスは妙以外に聞こえぬほどの小声で名乗った。
 私立東雲学園高等部2年生橘妙と、大人気アイドル、アリスの出会い。
 2人の出会いが新たな波乱を起こすとは、この時、誰も想像することなどできなかった。

                                            第10話 終わり

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は?
 今回は第10話のラストを掲載しました。量は少なめですけど、それでも他のパートに負けないだけの力を入れました。しっかり伝わってきたでしょうか?
 自分としてはこのパートで注意して書いたのは、アンジェリカの4名。サブキャラクターではありますけど、ちゃんとキャラクターの外見的特徴やキャラ作り、それらが完全に個性が出るように差別化しながらも魅力が出るように書いて見ました。特に、アンジェリカは女性受けもするキャラが必要だと思い、メンバーの一人に俺女を投入しました。そういった一つ一つの個性化がやはり重要かと。
 あとは、久しぶりに登場した女子アナウンサーの小野寺みちる。久しぶりに書くキャラクターが壊れていないだろうかと注意しましたが、特に苦労はありませんでしたね。まあ、登場させた時点で非常に分かりやすいキャラクターとして味付けをしましたからな。メインキャラもそのくらい差別化を図れたら良かったのだが……。

 書くのが面白いけど、進捗状況が悪い彼女たちの極秘事項(トップシークレット)
 来週、というよりもしばらくこのコーナーでの本編の更新がストップしそうです。自分も可能な限りに急いで書きます。ですので、読者の皆様も楽しみにしてください!!

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