現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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絡みつく運命。
2014-06-05 Thu 20:08

 読むならリアルタイムだよね~。

 先の読めない展開にワクワクしている蔵間マリコです。
 さてと、木曜日ですので、毎週恒例のコーナーを更新しますよ~。現在、TVアニメ絶賛放送中の週刊ヤングジャンプ連載、岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想のコーナーを。
 いや~、TVアニメ版も面白いですけど、原作が一番ですよねえ。癖の強いキャラクターたちに、先の読めないストーリーや展開、独特な作風、そして涙。これらを一度に味わうことが出来るのですから、それがどれだけ素晴らしいことやら……。
 特に、掲載時のを追えるっていうのは、とってもお得感があるんだよね。単行本組とは違って、先の話が読めるという嬉しさがありますし、岡本倫先生の作品は単行本化にあたって、加筆修正が入り、削除されるページや大幅に変更される設定が出ることなんてよくある話。だから、骨の髄まで楽しむのなら掲載時も読まないとね!!
 とまあ、前座はこれぐらいにして、そろそろ本題に入ります。当然ながら、いつものようにネタバレや岡本倫先生の独特の作風、管理人の独断と偏見が入りまくりです。ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第104話『転校生』が掲載されましたが、今週もたん節爆発で大爆笑でしたねえ。それでいながらも、あまり掘り下げのされていない佳奈と結花もちゃんに焦点を当てつつ、話の本筋も進める。この身のこなしの早さ、いかにもたんらしいです。
 さて、前回のラストで結花と同じクラスになった佳奈ですが、それの返し方が見事でしたねえ。何故か仮面ライダークウガのポーズを取りながら、とても痛い台詞で返す。動佳奈い頃の佳奈は全身不随のゴスロリ毒舌キャラで通していましたが、動く佳奈になったらなったで痛いキャラにクラスチェンジ。他の漫画では見られないような独特なキャラだったので、動けるようになったことで個性を失うと思いましたが、それは杞憂。本当に、ここら辺のバランスが見事だわ。
 それに対して、結花の返しもなかなか。校内案内でトイレばっかり案内する結花。まともに案内しないことにキレる佳奈だが、「嫌がらせに決まっているでしょ」と堂々と語る。本当にくだらないことだけど、こんなことで笑わせる。シリアスであろうがなんであろうが隙あらばギャグ。これがあるから飽きずに一気に読める。
 それでも仲が悪いといっても、佳奈を放っておけないのが結花の性。他のクラスメイトからは痛い子扱いされている一方で、結花は今までと何ら変わりなく関わる。ツンデレと言えばツンデレですが、結花なりの優しさを感じます。
 だけど、佳奈が「私…あんたを食べちゃうかもしれないから…」と言っているからねえ(当たり前だが、性的な意味ではない)。鎮死剤切れで死ぬことはなくなったけど、ドラシルが孵卵をするのは時間の問題。その時を迎えた時、化け物に変わり果てた姿の佳奈が結花を襲うなんてなったら……。佳奈の突き放した優しさが胸に刺さります。
 その一方で良太たちは始業式。こちらはギャグ抜きで悲喜交々。ヴァルキュリアの起こした大災害、良太たちの高校のに転校した初菜ちゃん、小鳥ちゃんの転校という名の死、柏木さんとの再会。第6章は佳奈メインになるだろうから、良太たちの高校の話はあまり進展しないだろうけど、それでもこれからの展開が気になるところだ。
 そして、佳奈や良太たちとは別のところで、物語は進む。V機関=ヴィンガルフを詮索する女性記者と、それを咎める男性記者。もうなんか女性記者が、明らかにヤバい所まで足を突っ込んでいて不安すぎる。10年近く前に行方不明の妹がV機関に攫われたと決め付けたり、内山と電話をし終えた後、その内山が事故死(消された、と言うしかないが)したとか。男性記者がアメリカのシステムの話を言っているように、ヴィンガルフでもそれに関することを検索したら逐一チェックが入りますからねえ。2人とも、いつ殺されてもおかしくない。良太ですら危険な橋を渡っているのに、怖い怖い。
 だが、そんな2人の会話すら吹き飛ぶことが、ラストのページで。幼き日の女性記者とその妹の写真、その妹の名前は佳奈。もうこの時点で、結末は悲劇しか訪れないと感じましたね。女性記者が予想している通り、妹の佳奈はヴィンガルフに誘拐された。でも、佳奈の記憶はドラシルに設定付けられたもので覚えているはずがない。だから、仮に再会してもどうにもならない。いや、佳奈に出会う前に殺される可能性もあるだろうし、佳奈のドラシルが孵卵して時間切れということも考えられる。なんかどうやっても幸せになれる二人の光景が見えない。たんは残酷すぎます!!
 しかし、今まで謎だった魔女たちの親族がこうやって明らかになるとは。今まで読者からも散々突っ込まれていた部分だったけど、こういう切り口で進めてくるとは……。やっぱり、プロは見るところが違う。

 爆笑と衝撃展開が続く極黒のブリュンヒルデ
 さて、来週は休載。恐らくは、いつものように単行本の加筆修正の作業だろう。岡本先生、今は特に忙しい時期ですけど、あまり体や心に無理をしない程度に頑張ってくださいね。

 極黒のブリュンヒルデ 第104話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 SF度 ☆☆
 ギャグ度 ☆☆☆☆☆

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