現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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終幕の光。
2014-01-09 Thu 20:39
 今年はどんな展開になるかな?

 岡本倫先生の漫画が大好きで大好きでたまらない蔵間マリコです。
 さ~てさて、今年最初の週刊ヤングジャンプにて、岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が掲載されました~。クライマックスに向けてハラハラドキドキが続く展開、それをリアルタイムで読めることがどれだけ嬉しい事か。
 ですが、これとは別に嬉しいことがもう一つ。本日、アニメ版極黒のブリュンヒルデ公式サイトにて、アニメ版のメインキャラクター5名のデザインが公開されました。アニメ版エルフェンリートとの時のキャラデザとは違いますけど、見た感じではなかなか、髪の毛色もしっかりと原作準拠。特に小鳥ちゃんの可愛さは、反則級。少々不安要素もありますけど、これで期待感もワンランク上がりましたね。4月の放送日が本当に楽しみですわ。
 とまあ、テンション上がりまくりの本日ですが、そろそろ本題に入らせてもらいます。当然ながら、ネタバレや岡本倫先生の独特の作風、そして管理人の独断と偏見が入りまくりです。そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第87話『マジカルミラクル小鳥ちゃん』ですが、まさに小鳥ちゃんによる小鳥ちゃんための小鳥ちゃんの回といえるほどに小鳥ちゃんの魅力を披露した回でしたね!!良太とデートを小鳥ちゃんに、大好きなケーキをたくさん食べて大喜びの小鳥ちゃん、そして悪の組織が送った刺客をちぎっては投げちぎっては投げの小鳥ちゃん。毎週小鳥ちゃんは大活躍していますけど、こんなにも輝かしいのは初めてかもしれない。やっぱり、この漫画のメインヒロインは小鳥ちゃんや!!










































 分かっていますよ、分かっていますよ……。第87話『孵卵』で、避けることの出来ないあまりにも悲しい結末を迎えることは……。でも、認められないんですよ……。あんなに優しくて可愛い小鳥ちゃんと別れを告げなければならないなんて。小鳥ちゃんがいない世界なんて、小鳥ちゃんがいない世界なんて……。
 と、凄く落ち込んでいますが、それでもファンとしては心を平静にして感想を書かなければならない。それがここのブログの管理人として、いち岡本倫先生のファンとしての責任ですから。
 前回のラストで孵卵が開始した小鳥ちゃんのグラーネ。孵卵したら世界が亡びるとか眉唾物の情報でしたが、いやそうであってもおかしくないことになりましたねえ。アイン・ソフ・オウル、世界終末生命抹殺の光のヴェール。まるで、新世紀エヴァンゲリオンの人類補完計画をイメージさせるかのような光です。それも、首筋からなんか指が生えだしているあたりが新劇場版ヱヴァンゲリヲン破のエヴァ3号機の絶望感を髣髴させるかのようで……。小鳥ちゃんは生きている、でも何やっても助からない感が更に強まりましたね。
 しかし、イニシャライザーがアイン・ソフ・オウルの概念存在を知っていて、美樹は知らない。少なくとも美樹の知らない情報をイニシャライザーが持っている、となるとイニシャライザーの出自がやはり胡散臭い話になってくるのだが……。イニシャライザーは、あの教会出身なのか?美樹はヘクセンヤクトのリーダーになったのは、ヴァインガルフに元々所属していたか外部から情報を知ったからというのは察しが付くんですがね。
 そして、イジェクトボタンを押さなければならない所まで追い詰められた良太だけど、やはり押すに押せない。そんな二の足を踏む良太に無気力な九所長が言った台詞「こいつには無理だ 覚悟も信念もない 勇気もない 度胸もない 何もないんだ ただ目の前にかわいそうな女がいるから助けただけでしかない 猫でも拾うようなつもりでな」、そして「魔女は捨て猫ではない 『高千穂』の計画はお前が考えているほど甘くはない お前に何一つ守るものなど何一つないんだ わかったら二度と魔女たちに関わるな」、これは本当に真実でありながらも厳しいですねえ。魔女を匿っていて、今まで楽しい事や協力して苦難を乗り越えてきた。だけど、それでも乗り越えることが出来ない事態、すなわち今回のような誰かが犠牲にならなければない事態だってあるだろう。良太はそれがすっぽり抜け落ちていた。いや、今までが上手く行き過ぎたのかもしれない。それが今回のような形でツケとして回ってきただけだ。もっとも、高校生にそのような覚悟をしろと言うのも酷な話かもしれないが。
 ただこの台詞、良太だけにでなくハーレムもの全体に言えるのが面白いんだよね。大抵ハーレムものというと、世界のピンチになっても愛の力で切り抜けれる的なご都合主義的展開が多いけど、もしその愛の力で切り抜けれるものではなかったら?そして、知恵も通用しない緊急事態ならば?そういった状況に直面したら主人公は、どうするのだろうか?その後の生活というのはどのようなものになるのだろうか?ハーレムものの設定でありながらも、そこの弱点を突いた面白い台詞といえよう。
 行くも地獄、引くも地獄。良太に残された選択肢も時間もない。その苦悩の末に選んだ答えは、小鳥ちゃんをイジェクトする、すなわち自らの手で殺す。小鳥ちゃんを人殺しにせず、せめて安らかに逝かせる。そして、自分一人でその罪を背負う。
 やはりそれしかないですけど、これはキッツイですねえ。苦しんだまま死んだルーシーとは違い、小鳥ちゃんが納得した末の救いはあるものの、ほんの少し前まで元気でいたはずの小鳥ちゃんを殺してしまったのですから。特に良太は、ライトワンス、完全記憶能力があるから小鳥ちゃんを殺した光景を永遠に抱かないといけない。それは小鳥ちゃんがいつも笑っているように、良太にとって呪いそのもの。この一連の出来事が終わり、良太は果たして笑って生きていける日が来るのだろうか?恐らくは来ない、いやそれどころか精神に変調すら与えてしまうかもしれない。良太は、それだけの選択肢を選んだのだから。

 生物抹殺の危機からの脱出と引き換えに、大切なものを失ってしまった極黒のブリュンヒルデ
 次回は、今回の極黒のブリュンヒルデで登場した『アイン・ソフ・オウル』についてちょろっと語りたい。これは、中二病をこじらせた人なら知っている用語だろうし、知らない人は全く知らないだろうからね。ただ、説明ベタなのであまり期待しないでくださいね。

 極黒のブリュンヒルデ 第87話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆☆
 悲劇度 ∞

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この記事のコメント
泣きました
今回の小鳥の所は本当に泣けました…
エルフェンリートの最終回にどこか似ている部分がありましたね
これからどうなっていくのかがとても気になります。
2014-01-09 Thu 22:56 | URL | よっしー #-[ 内容変更]
自覚はできたかい?良太君。
工場を襲撃して鎮死剤を強奪したあの頃から、
脱走魔女及び良太君たち南の国は、組織に対して戦争をしてきたはずだ。
天体観測など、平時体制みたいなことをしていた自覚の無さに、
我輩はどれだけ憤り憤慨し続けてきたことだろう。
天文部のメンバーは亡命してきた脱北者ナナミが、
能力と本体を失ったぐらいで、
研究所のスカジの死に様と向きあったのは、
監視役の城ウォッチャー軍曹だろうか?。
処刑される時に軍曹に<すまない瑞花、
あの世にいったらナナミに謝ろう。>
を言って欲しかった。初版は連載のままで、
2刷目から変更でもいい。
2014-01-14 Tue 23:33 | URL | 鎮死剤から #-[ 内容変更]
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