現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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待ち合わせの場所。
2013-12-29 Sun 19:59

 今年一年で進行した量は微妙かなあ……。

 亀の歩みながらも書いている蔵間マリコです。
 さ~てと、年末も更新しますよ~。貧乏高校生の夏目大和と、ネコ耳宇宙人のデュタとミミとの共同生活を描いたオリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 さてさて今年最後のこのコーナーとなりますが、この1年間での進捗はかなり微妙でしたねえ。20ページ近く侵攻した週もあれば、全く手がつかずに1ページも書けない週もある。精神状態によって調子がモロ差に出る自分としては、これはどうにかしたい問題。どんな状態でも週に15ページは書けるぐらいの余裕は持ちたいものです。
 それに腕前が上がったどうかというと、それもかなり怪しい。ちゃんと勉強もしていますし、他のサイトでアドバイスとかも貰っているんですが、それをなかなか上手く活かせなくて……。昔からアドバイスを自分のものにすること出来ない。う~ん、来年は少しでも執筆力を上げることが出来たらいいのだが……。
 スミマセン、ちょっと湿っぽくなりました。そろそろ本題に入らせてもらいます。先に言っておきますが、下手っぴな文章である上に、誤字とか脱字があるかもしれません。ですので、報告やアドバイスをしてくれると非常にありがたいです。
 それでは、今回もどうぞ。
                第6話 グッバイ、ハローワールド(3)

 腕時計を見つめる。
 10時10分。待ち合わせ時間よりも、10分近く遅刻している。
「分かっているかなあ……」
 俺が待ち合わせをしている場所は、『ブルーマリン東雲』の噴水前。若者の待ち合わせ場所として、非常に人気の高いオブジェだ。俺はその前のベンチに座っている。
 大きさもさることながら、吹き出す噴水はそんじょそこらなものとは比較にならないほど綺麗。特に、夜になると鮮やかなネオンで彩られ、見るものの足を止めるさせるほどの輝きを放つ。まさに、未来の街としてのモデルシティの中枢となっているだけある。
 その待ち合わせの名所で待っているのだが、なかなかデュタとミミが到着しない。
 もしかして、電車の降りる駅でも間違ったのだろうか? あるいは、どこかで迷子になったのだろうか?
 連絡先も分からないからどうしようもない。噴水前を行き来する通行客の中にもいない。ただただ不安が募るばかりだ。
「どこで、油売ってんだか……」

 10時20分。
 未だに2人が来ない。
 絶対におかしい、これはどこかで道を間違えたのかもしれない。
 一度、家に戻ったほうが……。
「お、遅くなってすまない」
「にゃまと!!」
 喧騒の中から、2人の声がした。やっと、到着か。
「遅かったな、2人と……」
 俺は、言葉を失うほどに驚いた。
 2人とも、しっくりくるほどに服装が似合っている。
 ミミは、薄いピンク色のワンピースに、赤い靴、ピンク色の球体髪飾りに付けられた黄色のリボン。
 妙のコーディネートとは対照的に、シンプルイズベストともいえる組み合わせで揃えている。
 一方のデュタはというと、こちらはこちらで、かなりイメチェンだ。
 肩が露出したオシャレなTシャツに、絶対領域ギリギリのミニスカート、サイドアップテールにまとめた赤いリボン。
 先日までの、女っ気を匂わせない服装とは180度違う、ガーリッシュな見た目。一瞬、デュタである
ことに気付かなかったほどだ。
「随分とまあ、オシャレをしたもんだな……」
「そらが、かってくれたにゃ。ミミ、このふく、大好きにゃ!!」
 ニコニコ笑顔のミミ。お似合いの服が見つかって良かったな。
 それに対して、デュタは……。
「や、やっぱり、この服、スースーするぞ……」
 Tシャツをつまみ、顔を赤らめるデュタ。アニメに出てくるようなスーツを着ておいて、それはないだろ。
「でも、これが、ここでは普通の格好なんだ」
「そ、そうなのか……。でも、私は、君のような格好のほうが……」
「家の中ならともかく、出かけるときはダメだ。今日一日、そういうのを勉強しておけ」
「わ、分かった……」
「あと、どうして、待ち合わせ時間に遅れたんだ? 人を待たせるのはルール違反だぞ」
「だ、だって、この服が苦手で……」
 紅潮しながらもじもじするデュタ。今までのような男勝りな性格も、服に合わせて女の子らしくなっている。宇宙人ではあるが、本質的には女の子であることは変わりないのかもしれない。地球人の遺伝子もいくらか混じっているだろうし。
「だっても、へったくれもない。時間厳守だぞ」
「むむむ……」
 何か言いたそうな表情のデュタだったが、それを聞くつもりはなかった。
「とまあ、説教はこれぐらいにして……」
 俺は、ベンチから立ち上がり、
「今日は一日、疲れるまで遊ぼうじゃないか」
「にゃあ!!」
「……」
 すっかり雰囲気に慣れたのか、意気投合のミミ。
 だが、デュタはどうも乗り気ではない反応だ。
「どうしたんだ? まだ服のことを気にしているのか?」
「い、いや、そうではない」
「じゃあ、なんだ?」
「遊ぶといっても、何で遊ぶんだ? 地球(セラン)の娯楽なんて、TVとゲーム以外に知らない」
「そういうことか。それなら大丈夫だ、ちゃんと決めている」
「例えば?」
「それは、到着してのお楽しみ。それじゃあ、行くぞ」
「にゃあ!!」
 俺とミミは、ブルーマリン東雲に向かって歩き出す。
「ま、待ってくれ!!」
 色々と慣れていないせいか、デュタの動きは固く鈍かった。
 デュタ、今日は最後の1日なんだから、もっとリラックスしようぜ。

                               ※

 夏目大和たちからおよそ20m後ろ、緑樹帯でこそこそする三人組がいた。
「最初は何事かと思ったが、なんとか上手くいったようだな」
 ハンチング帽に、サングラス、マスク、コートと、随分と不審な格好をした青年が胸をなでおろす。
「う~ん、そうかなあ? 遊ぶにしても、雰囲気が最悪だよ~」
 紅いフードを被り、サングラスをかけた少女はあまり評価していないようだ。
「なんでだ? これで、やっと合流出来たんだぜ? これで、遊べるんだからいいじゃねえか」
「何を言っているの? 女の子と一緒に遊ぶんだよ? 雰囲気はとても重要なの」
「そうかあ?」
「だから、モテないんだよ。武士くんは」
「そ、それを言うのはズルいぜ……」
 コートの青年、犬飼武士は酷くうろたえてた。
「しかし、こんな格好で尾行しても、逆に目立つんじゃねーのか?」
 彼の言っていることは、もっともであった。いくら正体が分からなくても、これでは誰かに尾行されているに気付かれる。
 いや、そうでなくとも、周りから怪しまれている。十分すぎるくらいに、周りから怪しまれている。これでは、尾行する意味がない。
 なのだが、
「いいの。何もしないよりかは、全然変わるの。それに、一度、こういうのをしたかったの」
「俺は興味ねーけどな。どっちかというと、聖大天使みんとのコスプレイヤーを写すとかのほうが、性に合っているぜ」
「本当に武士くんって、オタクだね」
「言われなくても、分かっているぜ。オタクを恥じてどうする。ていうか、そらも、オタクみたいなもんじゃねーか」
「私は、それが将来に繋がっているからいいの」
「なんだそりゃあ」
 自信に満ち溢れた表情のそらと、呆れた表情の武士。
「でも、一番変装が上手なのは……」
「えっ!? わっ、わたしですか?」
 青みかかった黒髪ウェーブと丸眼鏡、地味目な服装を着たメロンのように大きなおっぱいの少女は、話題を振られて、動揺する。
「ビックリしたぜ。ここまでイメチェンできるなんて」
「私も最初、妙ちゃんだって気付かなかったよ」
「そ、そんな。わたしは……」
 慣れない環境に放り込まれたハムスターのように、妙は小刻みに震える。
「それも、ここまでキャラ作りができているなんて、簡単にできるもんじゃねえぞ」
「そうだよね。私も、妙ちゃんみたいに上手くキャラ作りしたいな」
「わ、わたしは、キャラ作りなんか……」
 感心する武士とそら、ますます萎縮をする妙。
「そ、そんなこより、やや、大和さんが……」
 妙は勇気を振り絞り、噴水側を指す。
「「あっ!!」」
 そこには既に大和たちはいなくなっていた。
「急ぐぞ!!」
 武士は、手を振り2人を率先する。
「武士くん、そんなに急がないでよ!!」
「ままま、待ってください!!」

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は?
 今回は、デートの待ち合わせの場面を書きました。自分としては、こういった場面はアクションが少ないために非常に書きやすくてスラスラ書けましたし、楽しく書けましたね。まあ、それが上手く伝わっているかどうかは怪しいですが。
 で、今回力を入れた場所というと、デュタをはじめとする登場人物たちの服装。デュタとミミは、いかにも可愛らしく御洒落なデザイン、武士たち一行はいかにも胡散臭そうなデザインの服装をチョイス。自分の頭の中で、「今こういう格好をしているんだ」という想像がつくように注意しました。特に、女っ気の少ない服装をしているデュタをいかに女の子らしい格好をさせるかに悩みましたよ。ただ、もうちょっと女の子っぽい格好があったかもしれない。

 苦戦しながらも楽しくマイペースに書いているオリジナルのライトノベル。
 来週は来年の日曜日更新の予定。慌ただしくも始まった大和とデュタ、そしてミミのデート。大和はデュタたちのためにどんなアクションを取るのか?それは、次回のお楽しみ。

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