現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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気になる何か。
2013-12-22 Sun 20:06

 毎日書いてはいるが、なかなか差がつかない……。

 スローペースながらも楽しく頑張っている蔵間マリコです。
 さ~てと、日曜日ですのでアレをいつものように更新します。貧乏高校生の夏目大和と、2人のネコ耳宇宙人、デュタとミミとの共同生活を描いたオリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 毎週毎週更新しているこのコーナーですが、今ちょっと困っているんですよねえ……。なんて言いますか、ストックの7話目の進捗状況が悪い。今の所、3分の1程度は済ませているんですけど、このペースで書いていると追いついてしまうんですよね。かといって1回でも休みを入れれば、掲載量が少ないからグダグダになっちゃいますし……。もう少しエンジンがかかればどうにかなるのですが……。なかなか思うようにいかないものです。
 とまあ、執筆スピードの遅さに悩んでいる今日この頃ですが、そろそろ本編に入らせてもらいます。文章はあまり上手いものではありませんが読んでくれると、出来れば感想を書いてくれると非常にありがたいです。
 それでは、今回もどうぞ。
                第6話 グッバイ、ハローワールド(2)

「ただいま」
「おかえり、大和」
「にゃまと、おかえり!!」
 俺が帰るや否や、ミミが太ももに抱き着く。遊園地の着ぐるみに抱き着く子供のように。
「わわっ!! やめろってば!!」
「にゃまと~、にゃまと~」
 駄目だ、全然止める気がない。
「ミミ、大和が困っているぞ。放れないか」
「はーいにゃ」
 ミミは、素直にデュタの命令を聞き、ゆったりと畳に座る。ミューナもそうだが、ミミの手懐け方が上手いな。失礼だが、年の功というものだろうか?
「デュタ、今日の夕食はなんだ?」
「ああ、夕食か。今日は、ロールキャベツだ」
 熱々のロールキャベツとパスタが盛られた皿が、テーブルの上に並べられる。トマトソースの香りが、部屋全体に広がる。
「よくこんなものが作れたな」
「そらに色々と教えてもらったんだ。どのように味付けをしたらいいのか、どうしたら煮崩れないか」
「ミミも手伝ったにゃ」
 俺は、ロールキャベツに箸をつける。途端、断面から肉汁と脂が、たっぷりと溢れ出る。
 おお、これは本格的。まるで、レストランのロールキャベツみたいだ。
「どうだ? 私の作ったロールキャベツは。美味しいか?」
「待て待て。まだ食べていないから」
 さて、味はどうだろうか。
「じーっ……」
「じーっ……」
 俺の食事姿をまじまじと見つめる、ネコ耳宇宙人が2人。
「ちょっ、そんなに見つめられたら、食べにくいだろ」
「だって、不味かったら困るじゃないか……」
「ミミのつくった料理、おいしい?」
「分かったら、そんなに見つめるなよ」
 まったく、食事の時は毎日これだからな、少しは落ちかせてくれよ。
 さて、気を取り直して、もう一度。
「すごく美味しいじゃないか」
「そうか!?」
「にゃあ!!」
 前のめりになるデュタとミミ。分かった、分かったから、冷静になれ。
「しっかり味付けされているし、キャベツも程よく柔らかい。冷凍物じゃあ、こんなに美味しくないぞ」
「良かった……。口に合うかどうか分からなくて」
「そらに味見してもらったんだろ?」
「そうだが、それでも不安だった」
 まあ、分からなくもない。あのミューナの作った地獄の逸品を食せば。とてもじゃないが、ネコ耳宇宙人たちが、普段食べているものの味を想像したくない。
「おかわりはいるか? おかわりなら、いくらでもあるぞ」
「そんなに慌てなくてもいいから」
 まったく、今日はいつも以上に張り切っているな。それだけに、自信作だったのだろうか。それも、今日で最後となるのだが。
「ところで、デュタとミミ」
「なんだ?」
「にゃ?」
「そらと一緒に買い物したから、あれも買ったんだろ?」
「ああ、あれか……。私は、ちょっとああいうのは……」
 デュタは、少し複雑な表情を見せる。そらが、どんなものを買ったかは分からないが、どうもデュタはあまり気に入っていないようだ。
「ミミは、どうだった?」
「ミミ、とってもうれしい!!」
 一方、ミミは、ご機嫌というわけか。
「明日は、あれじゃないとダメななのか?」
「ダメだ」
「私が、嫌だというのにか?」
「ダメだ」
「何があってもか?」
「ダメだ」
「むむ……」
 毎度毎度のことではあるが、デュタは真面目すぎるせいか、どうも頑固な部分がある。ミミやミューナが言っているように、少し融通を利かせればいいものを。
「ミミ、デュタのもいい!!」
「そ、そうか?」
「うにゃ!!」
「ミミも言っているんだから、明日はあれだからな」
「わ、分かった……」
 デュタは、渋々と承認する。これで、明日の準備は完璧だ。
 さて、これで聞きたいことは1つ解決した。もう一つは……。
 俺は、部屋の奥に視線を合わせる。
 そこには、一枚の布がかかった板らしきものが、壁に立てかけられていた。
 もちろん、俺が置いたものではない。恐らく、いや間違いなくデュタとミミのものであろう。
「あの謎の物体は?」
「あれか、あれは秘密だ」
「おいおい、秘密って言うなよ。居候させてもらっている身なんだからさ」
「ミミとデュタのプレゼントにゃ」
「プレゼント?」
「私とミミとミューナが、居候してもらったお礼だ」
 プレゼント、という割には非常に大きいものだ。横70cm、縦2m30cmはあるかと思われる。厚さこそはないが、かなり大きなものだ。皆目見当がつかない。
「明後日、我々がここを出た後に開けてくれ。後のお楽しみだ」
「今だったら、ダメなのか?」
「ダメだ」
 今、開けてはいけないもの……。そこまで大層なものだろうか?
「ふ~む、何が入っているんだろうか……」
「それよりも、ロールキャベツは食べないのか? 冷めて美味しくなくなるぞ」
「そうだった、食べないとな」
 この後、大ぶりのロールキャベツを5個食べることになった。3個で十分だったが、5個となると相当な量だ。
 デュタとミミは喜んでいたが、俺はちょっと苦しい……。

                               ※

 深夜。
 俺はなかなか寝付けなかった。
 明日のイベントのこともそうだし、ネコ耳宇宙人2人のこれからのこともそうだ。
 ただ、それと同じくらいに気になっていることがあった。
 布のかかった板の正体だ。
 形から想像することなど不可能だし、こんなに大きなものをもらっても困る。今までが今までだから、もらっても困るようなものかもしれない。
 ズルいかもしれないが、ちょっと中身を確かめよう。
 暗闇の中をゆっくりと立ち上がり、暗闇を探る。
 気付かれないように、息を殺して、音を立てずに歩くように……。
 デュタとミミを踏まないように、踏まないように……。
「うにゃあああ~っ」
 背後から、うめき声が聞こえた。
 振り返ると、そこには眠気まなこのミミがいた。
 バレてしまったのだろうか? もし、バレてしまったら信用は失墜してしまう。そうなれば、明日のイベントどころではない。
 バレるな、バレないでくれ……。
「トイレ……にゃ……」
 不安定な足取りで、ミミは扉へと向かう。トイレの扉ではなく、玄関の扉へと。
「ミミ。トイレは、こっちじゃないぞ。トイレは、こっちだ」
「にゃ……」
 俺は、ミミの背中を押して、トイレへと連れて行く。
「ふぅ……」
 やめておこう……。
 デュタとミミとの約束を破ることに、何の意味がある。
 どちらにしても、明後日、プレゼントの正体が分かる。少し待てばいい、ただそれだけのことだ。
 こんな馬鹿なことをするよりも、さっさと寝て明日に備えよう。

「大和……」

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は?
 今回は、次へのアクションの準備運動とギミックをいくつか仕掛けてみました。あまり自信はありませんがそれが上手く伝わっていたら光栄です。
 で、今回の内容としては自分が注意した点は、後半のパート。寝ぼけ眼のミミをどうやって可愛く描くか、そして大和がそれに対してのアクションを取るか。そういったものを「自分ならどうする?」と考えながら書きました。客観的に物を考えるのは非常に苦手な人間ですが、無い知恵を振り絞りました。萌え1つでも書くのって、本当に難しいものだ。

 なかなか上手く書けないけど、書くのが楽しいオリジナルのライトノベル。
 次回はいつも通り日曜日更新の予定。大和がデュタとミミのために仕掛けたサプライズとは?そして、謎の物体の正体は?それは見てのお楽しみ。

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