現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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突然の対立。
2013-11-10 Sun 20:45

 日曜日なので、いつものを。

 少しでもいいものを書きたいために、試行錯誤をしている蔵間マリコです。
 さ~てと、日曜日ですので、例によってあのコーナーを更新します。貧乏高校生とネコ耳宇宙人2人との共同生活を描いたオリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 いや~、2か月ぶりの散髪でスッキリしましたよ。お気に入りの散髪屋が予約なしで入ることが来た上に、雨が降っていたためか客も少なく待ち時間なしで散髪をしてくれた。そして、それでいながらもアイスコーヒーまでもてなしててくれたのだから、至れり尽くせりですよ。これで、明日の仕事もスッキリした気分で仕事が出来るぞ。満足満足な休日でしたよ。
 おっと、関係ない話を書いてしまいました。そろそろ本編に入らせてもらいます。先に言っておきますが、下手っぴな文章ですし、誤字とか脱字があるかもしれません。それでも、読んでくれたり、そういったことをアドバイスしてくれるととてもありがたいです。
 それでは、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)をどうぞ。
                     第5話 魔女の森(4)

 思考の嵐が脳内を支配していた。
 なんで、8日という非常に短く、中途半端な期間なのだろうか? 1ヶ月とかならともかく、たった8日で何が出来るというんだ? しかも、こっちの考えも無しに勝手に話が進んで……。あのヴァンというネコ耳少年の時といい、どうしてこうも毎回俺が置いてきぼりなんだ? どいつもこいつも身勝手すぎる。
 行きは興味津々だった東雲屋敷の庭園も、夜の闇でこれまた別の顔を見せるが、今は目に見えても情報にならない。それだけに、ネコ耳宇宙人2人との身の振り方に不満で一杯だ。
「おうっ!!」
 心ここに非ずか、俺は何かにぶつかってしまった。もしかして、何千万円もする骨董品なんかでも破壊したら、とてもではないが払うことなどできない。それどころか、一生かけて払い続けなければいけないかもしれない。
 しかし、ぶつかったのはそのようなものではなかった。が、それと同じかそれ以上に厄介なものにぶつかってしまった。
「おい、てめえ!! 何しやがる!!」
 ぶつかったのは、およそ2m30cmはあると思われる巨大な男。土曜日に遭遇したネコ耳の巨漢と比較しても、更に一回りほど大きい。
 そして、その大男の見た目もかなり特徴的だ。もう寒くないのに、いかにも暑そうな茶色のスーツ、ギャングが被っていそうなハット、顔に巻かれたボロボロの包帯……。俺のような人間が関わってはいけない部類の人間だという事は、見た目で分かる。
「す、すみません……」
「すみませんで済むんなら、警察なんていらねえだろうが!! 痛てえじゃねえか!! この落とし前、どうつけるんだ!?」
 ドスの利いた威圧的な言葉。やはり、この男は危険だ。
「あの、その……」
「何どもってんだよ!? 誠意を見せろや!!」
「大変申し訳ございません、黒田様。ここは、寛大な心でお許しを」
 シニヨンヘアーのメイドは真摯でいながらも、感情が一切籠らぬ声で謝罪をする。
 だが、メイドの対応が黒田という男の火に油を注ぐことになってしまった。
「何が寛大だ!! もしかしたら、骨折しているかもしれないじゃねえか!! いててて!! 賠償金だ、賠償金!!」
 少しぶつかっただけで、その反応は大袈裟すぎる。やり口が完全に当たり屋だ。こんな所でトラぶってどうすんだよ、俺……。
「黒田様、お怪我をしたのなら、私が治療しますので……」
「さっさと払えや、ゴラァッ!!」
「これ以上、止めるのじゃ!!」
 俺とメイドと大男の前に割り込んで入ってきたのは、ミューナである。
「確かにぶつかったのは、余所見をしていたヤマトが悪い。だが、お主はお主で言いがかりをぶつけるな。男ならば、笑って許すものじゃ」
 身長差が80cm以上ある相手に対して、全く臆さないミューナ。その瞳は、怯えなどが籠っていない真っ直ぐなものだ。怖いもの知らずというよりも、肝が据わっている。
「ああ!? 何、睨んでんだよ!? このチビが!!」
「チビでも構わぬ。お主の器の小ささに比べたら、遥かにマシじゃ」
 ミューナも大男も一歩たりとも引く気はない。隣にいるデュタもかなり苛ついている。まさに一触即発、火薬庫で火のついたライターを持ち歩いているのと同様だ。
「舐め腐りやがって!! 痛い目に遭いたいのか!?」
 この質問に関して、ミューナは無言。しかしながら、瞳は先ほどと全く同じもの。答える間でもないというわけか。
「ふざけんなよ、このアマがぁっ!!」
 ついに爆発したのか、大男は拳を振り上げる。それに反応し、デュタも臨戦態勢へ切り替わる。このままでは、石畳の上で赤い花が一面に散らばってしまう。無理だと分かっていても、俺が止めなければ。
 その必要性はなかった。
「おやめください!! 黒田様!!」
「うっ!?」
 大男の暴力とデュタの苛立ちは、怒りの籠った女性の声によって封殺された。
 声の主は、メイドだ。表情こそは先と全く変わらぬものだが、初めて感情というものを見せた。
「この神聖なる東雲屋敷で、これ以上の争い事をすることは許可しません。もし、これ以上、事を乱すというならば、ここから出て行ってもらいます」
 その言葉は、まるで魔法のようだった。恐ろしく説得力があり、それに従わなければならないと本能から訴える。話術が巧みといったとか、そういったもののレベルじゃない。催眠術と呼ばれるもの類に近いかもしれない。
「な、なんだよ……。お前……」
 さっきまで強気だったはずの大男は、突然としおらしくなってしまった。ライオンのように威圧的だった大男が、今ではネズミのように見えてしまう。
「それとも、何かご不満でも?」
「い、いや、何でもねえさ」
 言葉は剣よりも強し。大男の心は完全に折れ、戦意を失っている。
「だがな、これだけは言っておく。次会った時は、タダじゃあ許さねえからな……」
 気だるそうに吐き捨て、ブリジットのいる客間へと向かう大男。この勝負、メイドの圧勝だ。
「これは驚いた。暴力ではなく、言葉で圧倒するとは。何かコツでもあるのか?」
 デュタは、暴力を使わずに解決したメイドの雄姿に酷く興奮している。俺は俺で、当たり屋行為と一触即発の状態に肝が冷えていたが。
「いえ、特に」
 再び素っ気ない口調へと戻るメイド。やはり、このメイドの心の内は見えてこない。
「コツとかそういうものは無いのか……。難しいものだな」
「妾も、とても感心した。アル・ビシニアンでもこのような者は、そうそうおらぬ」
 愛嬌のないメイドの対応関係なしに、素直に感嘆する2人。これでもうちょっと人間味のある性格だったら、可愛らしいのだが。
 ただ、御礼だけはしっかり言っておこう。これは、当たり前の礼儀だ。
「ネクスさん、でしたっけ?」
「はい」
「助けてくれてありがとう」
 俺は、ごくごく普通にお礼をした。すると、能面のような表情のメイドが、僅かながらに頬を赤らめたではないか。
「お、お褒めに仕えて光栄です……」
 声こそは抑揚は少ないが、感情自体はしっかり入っている。もしかして、感情を表に出すのが苦手なだけなのかもしれない。意外な一面もあるものだ。
 ふうっ……、さっきのトラブルはヒヤヒヤした。こんな場所で喧嘩寸前になるとは。相手が殆ど悪いが、俺にも責任がある。歩きながらの考え込みには注意しなければ。
 と、今回の失敗を肝に銘じていたが、それを実行する暇など無かった。
 街灯に照らされた黒塗りの高級外車に、さっきの執事。帰りの車のお出迎えだ。
「大和様、デュトナ様、ミューナ様。お疲れ様でした」
 初老であるにもかかわらず、かすれのない健康的な声で執事は高級外車へと案内する。
「うむ、この乗り心地は最高じゃな」
 高級外車にボスンと乗り込むミューナ。お前の物ならともかく、何千万、下手したら億はかかる東雲家の車なんだから、少しは弁えろって……。
「大和様、御忘れ物はないでしょうか? もし、ありましたら、取りに行きますが」
 俺が高級外車に乗ろうとした時、メイドが無表情な顔で最終確認をする。
「いや、大丈夫だ。忘れ物はない」
 ブリジットから渡された手引書と契約書は、俺の通学カバンの中に入っている。サイズがサイズだけに膨れ上がっているが、問題はない。
「分かりました」
 メイドは軽く会釈をする。表情こそないが、心はしっかりと籠っている。
「おじゃましました」
 俺が外車に乗って間もなく、隔絶された貴族の世界から外界へ向けて発進をする。
 徐々に小さくなる東雲屋敷を見て、一昨日の出来事とは別の珍しい体験をしたのだと実感するのであった。

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は。
 今回は、ちょっとしたトラブルを描きながらも、ネコ耳宇宙人のミューナとメイドのネクスの描写に力を入れました。普段は態度がでかいけど、それと同じくらいに肝が据わっているミューナ。殆ど無感情に近かったネクスの感情表現。この場面のために、活躍を溜めました。自分としては工夫してみましたが、どうでしょうか?
 それよりも、文章の下手糞っぷりがどうにもならないんですよねえ。文章として自然なものになっていなかったり、日本語の使い方が何かおかしかったり、文章のテンポが上手く掴めなかったりと。ストーリーやキャラ云々とにかく基本的な部分が出来ていない。う~ん、どうもコツというものが分からない……。勉強不足なのかなあ……。

 楽しく書いているけど、思うように書けずにヤキモキしているオリジナルのライトノベル。
 次回も、いつものように日曜日更新。一悶着があったものの、何とか切り抜け、家路へと向かう大和たち。さて、そこで何が起こるのだろうか?それは、見てのお楽しみ。

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