現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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血の儀式。
2013-10-03 Thu 20:15

 どうしてこうも面白いのやら……。

 アニメ版も楽しみにしている蔵間マリコです。
 さ~てと、今週も始まりますよ~。先の読めない展開と個性的なキャラクターたちが織り成す、週刊ヤングジャンプ連載の岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が。
 岡本倫先生の漫画を追っかけてから11年経ちますが、本当にどう転ぶか分からない展開が続いてたまらないですねえ。物語も中盤、序盤に張られていた様々な謎が明らかになっていますが、それと同時に泥沼の展開に。少し前まであった日常回も、もう戻ってこない。いつ死ぬか分からない、非日常があるのみ。強大すぎる力と抗う事の出来ない運命に、良太一行はどう立ち向かうのか?その落としどころは、とても想像がつきません。
 さて、そんな一寸先は闇の極黒のブリュンヒルデですが、今週はどうなったことやら。当然ながら、ネタバレやたん成分、管理人の独断と偏見が入りまくりです。そういうのが苦手という人は、ここまで。別に大丈夫、という人はどうぞ。
 今週の極黒のブリュンヒルデ第75話『禁忌』が掲載されましたが、まさに「倫たんの漫画を読んでいたんだな」、と再認識させられる回でしたよ。ここ最近は驚愕の展開が続き、これ以上を超えるものは無いと思っていたのですが……。そして、この回を読んで、極黒のブリュンヒルデも初回から随分遠くのところまで行ってしまったのだと再認識させられましたね。
 さて、九所長とヴァルキュリア、そしてヘクセンヤクトに天文台を襲撃され、居場所を失った良太一行。新たな逃げ場所として選んだのが、小五郎の家。自分は、小五郎名義でアパートでも借りるのかなと思っていたんですけど、時間的余裕を考えれば、ここが妥当かもしれない。良太の家は、良太母がいるから論外だしさ。
 しかし、ここを拠点とする以上は、何か一波乱が起こりそうだ。エルフェンリートで楓荘が襲撃されたように、ここも襲撃されるというのもあるかもしれないが、もっと別のことでさ。例えば、小五郎の姉、即ち良太母がこの家に何らかの理由で行くとかさ。それで、良太母が寧子と出会って、なにやら大変なことにみたいな。
 それにしても、良太が小五郎と小鳥救出作戦を練っている時のやり取りが面白いのなんの。小五郎が「あのおっぱいの大きい女か」と言ったに対し、良太は「あのおっぱいの大きい女だ」で返す。おっぱいおっぱい言っていたら、貧乳のカズミが怒っちゃいますよ!!
 とまあ、ここまでも結構面白いのだが、中盤以降はこれをも吹き飛ばす内容だった。小五郎視点でしか描かれていなかった九 千怜(いちじく ちさと)の回想でしたが、今回は九そのもの視点から。なのだが、魅せ方が上手いというのもあって、強烈すぎる……。

   九の妹が登場した次のページでは病死、そしてその次のページでは首チョンパ。

 いやもう、何が描いてあるんかすぐには理解できませんでしたよ。いや、出落ちも首チョンパ(実に8年ぶりの首チョンパだが)もたんの得意技であるんですが、九の発想がわけ分からんですよ。生きているものと死んでいるものとの物質的な差異があるのかという発想から、体の駄目な部分、首から下を切り捨てて、装置に取り付ける。普通に考えたらおかしなことが、九には理解できない。その江戸川乱歩の小説とか、魍魎の匣的なぬめりとした違和感がなんとも……。
 それと、これはエルフェンリートの頃から読んだ人しか分からないことであるが、九の妹の生首に顔が描かれているところがヤバい。
 それ以前の作品、というかエルフェンリートでしかないが、エルフェンリートでは基本的に死体は顔を描かないよう(アニメ版はその限りではない)にしていた。
 一方の極黒のブリュンヒルデでは、プロローグの寧子や第2章のモブ魔女のシノの死体から分かるように顔が描かれているが、ここまで首チョンパの描写そのものはなかった。首チョンパと死体の顔、今までセーブしていたものが解放されたと考えると、いかに強烈なものであるか理解できるであろう。そして、九の妹の生首がまるでオブジェのように置かれているところに、ゾッとさせる要素を強めている。この可愛い娘に対しても容赦のなさは、倫たんそのだ。
 と、おぞましい回想を経て、現在。もうこっちはこっちでワケが分かりませんよ。鷹取 小鳥=九 玲那(いちじく レナ)、ドラシルの意志そのものは小鳥ちゃんであるが、その外見は玲那。外見も全然違うのに、どういう事になっているんだ?確かに、前のページで死体から魔女を生成しているような描写はあるが、そこに繋がるのがよくわからない。
 だが、そのよく分からない状況から、更にワケの分からないことになるから、めっちゃ疲れる。宇宙人が地球人をいつでも滅ぼすことの出来る仕組み、そしてその人類滅亡の鍵が玲那。完全なる生命体(ソーサリアン)を作るために、人類を滅ぼすってどういう意味?地球の環境そのものを変えるのか?あるいは、人類の概念そのものに影響を与えるものなのか?自分でも考えがまとまっていないが、ただこれだけは分かる。これから、非常にマズいことが起こると。

 ますます泥沼の展開となった極黒のブリュンヒルデ
 良太は、これに対して、玲那、いや小鳥ちゃんを救出するためにどのようなアクションするのだろうか?九所長の居場所は分からないし、時間が足りないし、分かったとしてもヴァルキュリアが待ち構えているだろうし、ヘクセンヤクトもあまりアテになんないし……。これ、無理ゲーだろ……。

 極黒のブリュンヒルデ75話の評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 SF度 ☆☆☆☆☆
 衝撃度 ☆☆☆☆☆

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この記事のコメント
1巻を見返してみると……如月さんの首が飛んでから室長が亡骸に向かって「かたきは取ってやる」というまで……顔、確かに描かれてませんね。角沢親子とかルーシー弟も多分そうでしたし、「死んだ」という表現以降の死体死人をあまり描かず、極黒でも魔女の崩落以外では……茜女史に宅間氏に黒服にと、死体死人を描かず……いや真子に全滅させられた監視魔女達もいたけど斃れ伏し

そこにきてこれ。単純にエグさグロさとカテゴリできないおどろおどろしさというか、これまでを踏まえつつ様々な意味でリミッター解除なのかと再認識……寧子が沙織に斬り殺された頃も新しい表現を開拓してると感じたものでした
2013-10-08 Tue 12:52 | URL | ALORC #XZ039GEA[ 内容変更]
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