現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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昼食の悲劇。
2013-09-07 Sat 19:43

 現在、短編を書いています。

 アイデアは思いつくけど、なかなかモチベーションが上がらない蔵馬マリコです。
 明日は、ちょっと用事があるんで、本日に繰り上げました。毎週1回更新のコーナー、貧乏高校生とネコ耳宇宙人との共同生活を描いた、オリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 う~ん、最近はちょっと調子がどうも悪いですねえ。書き溜めの5話目を書き終えたとはいえ、なんていうかやる気がいまいち湧かなくて……。いや、一応、短編のほうはチマチマと書いているのですが、彼女たちの極秘事項(トップシークレット)6話目に全く手がついていないんですよね。やらないといけない、やらないといけないとは分かっているのですが……。ちょっと充電期間かなあ……。
 とまあ、色々と悩んでいる彼女たちの極秘事項(トップシークレット)ですが、そろそろ本題に入らせてもらいます。あんまり上手くありませんが、誤字・脱字の報告、作品に対してのアドバイスをしてくれると非常に有難いです。
 それでは、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)をどうぞ。
                 第4話 宇宙人のいる日常(4)

 4時限目終了のチャイムが鳴り、軽くストレッチをした。
「うう、う~ん。なんか今日はいつもよりも疲れる……」
「午前中からこんなに疲れていたら、体力が持たねえんじゃねえのか」
 武士は、英語の教科書とノートを片付け、ゆっくりと立ち上がる。
「ああ……、月曜日からこんなに体力使っていたら、1週間もつかどうか微妙。今日はバイトもある」
「そういう日もあるさ。まあ、昼飯でも食って体力を回復させようぜ」
 ゴソゴソと鞄の中を漁る武士。その中からは、紙袋が1つ。その紙袋の中には、可愛い猫の絵がワンポイントとなった白い包み紙が3つ。例のパン屋の総菜パンである。
「どうだ!! 今日の朝、偶然見つけたんだぜ!!」
「うぉっ!!」
 その白い包み紙からは、神々しい光が放たれているように見える。あまりに眩しすぎて、直視することなど出来ない。まさに、神降臨。
「自家製カレーを使ったカレーパンに、近海で取れた車海老を使った海老カツサンド、そしてたくあんとマヨネーズを混ぜたサラダパン、砂糖の甘さとあんこの甘さが引き立つあんドーナツ。昼飯にしちゃあ、ちょっと値が張ったが、値段以上の美味しさはあるからな。こりゃあ楽しみだぜ」
 サラダパンという謎の食べ物は聞いたことはないが、涎がでそうなほどに美味しそうなパンばかりだ。
「あっ、ネコのパン屋さんのパンだ!!」
「これは、この間の……」
 俺の両隣に、いつの間にか、そらと妙が。言うまでもないだろう、一緒に昼食を取るつもりだ。
「そうだ、もし良かったらそらちゃんにも妙ちゃんにも少しあげてもいいぜ。全部はあげれないが」
 エサで女の子二人を釣るというのか。それは、ちょっとズルいな。
「じゃあ、私はこの海老カツサンド!!」
「私は、このサラダパンというのを少し頂いても構いませんか?」
「いいーぜ、いいーぜ、別に構わんぜ」
「武士はパンか。俺もそろそろ飯でも……」
 俺は鞄の中を開いて、弁当箱を取り出そうとする。
 無い。鞄の底に入れていたはずの弁当箱が無い。
「あれ、おかしいな?」
「何があったんだ、大和?」
「いや、弁当を持ってくるの忘れたっぽい」
 急いでいたとはいえ、こんな簡単なミスするなんて。何とも情けない話だ。
「大和さま、少し弁当をあげましょうか?」
「私もハンバーグあげるよ」
 弁当の中身を交換するのならともかく、ただで弁当の中身を貰うなんて。ますます情けない。持っていたとしても、のり弁だからあげるものもないが。
「いや、気持ちは嬉しいが、俺はきつね蕎麦でも……」
 突然、強烈に開かれた扉の音が、俺の声に割り込んだ。
「橘妙は、いるかしら?」
 扉の向こうにいたのは、数名の生徒。右腕には『親衛隊』と書かれた腕章をつけた生徒が複数名。1人を除いて。
 そして、中央にいる腕章をつけていない金髪ドリルヘアーの女子生徒は……、
「よぉっ、東雲のマーブルチョコ!!」
「わたくしは、色のついた安いチョコレート菓子ではありませんこと!! わたくしは、東雲のノーブルローズ!! ブリジット・東雲(しののめ)ですわ!! ブ・リ・ジ・ッ・ト・し・の・の・め!! いい加減覚えなさいよ!! この筋肉バカ!!」
 大財閥東雲家の次期当主である令嬢、ブリジット・東雲である。ビシッと指差しを決めるが、相変わらずポーズがダサい、ダサすぎる。
「こんにちは、ブリジットさん。本日はどのようなご用件でしょうか?」
 妙はいつもと変わらぬ柔らかない口調で聞き質した。
「橘妙、貴方に再び決闘を申し込みますわ!!」
 やっぱり、リベンジマッチというわけか。なんとも往生際が悪い。
「前に勝負をして負けただろ。それで納得いかないのか?」
「確かに金曜日の決闘は、わたくしの完敗でしたわ」
「だったら、さっさと手を引けばいいじゃないか」
「で・す・が!! 1回負けたぐらいで、わたくしは諦めませんわ。橘妙、今日こそ貴方の鼻を明かしてやりますわ!!」
「そうだ!! あの時は、たまたまブリジット様が調子悪かっただけだ!!」
「そーだ!! そーだ!!」
 ブリジット東雲の未練タラタラな弁、それに加勢するウルフカットの少女と親衛隊たち。どうして、こんな奴のファンがいるのだか。
「ですが、今から昼食を食べる所でして……」
 妙は申し訳なさそうに、決闘を断ろうとするが、
「ええ、分かっていますわ。ですから、今日はここで決闘できるものにしますわ」
 とても引いてくれそうもない。敗因おっぱいの恨みは、かなり深いもののようだ。
「将棋? チェス? 囲碁? それとも何か他に?」
「将棋やチェスはないけど、トランプならあるぞ」
 中肉中背容姿普通成績人並み運動神経平凡特技特になしで普段はあまり目立たない田中が、手を上げて、使い古されたトランプの箱を見せた。
「それですわ!! 今日の決闘は、大富豪にしますわ!!」
 東雲家の令嬢が、大富豪で決闘。それも二人で。なんだか、とてもシュールな光景である。
「私もそれで構いません」
「ルールはスタンダードなもの。ジョーカーの3の3枚切り有り、7渡し、8流し、10捨て、階段などのローカルルールは無し。勝負は5回勝負。それでよろしいかしら?」
 余裕満々な表情のブリジット東雲。運の要素が強いゲームなのに、この自信はどこから出てくる?
「ええ、私は、どんなルールでも大丈夫ですよ」
 妙は、迷い一つなく快諾した。
「それで決まりね」
 ふふん、と鼻を鳴らし、不敵な笑みを浮かべるブリジット東雲。
「おいおい、また東雲と橘が決闘を始めるぞ!!」
「何で、何で勝負するの?」
「どっちが勝つか、賭けようぜ!!」
「東雲財閥の令嬢と謎多き転校生の対決再びか。これは、見なきゃ損だ!!」
 見る見るうちに、教室内は他クラスの生徒たちでごった返す。教室内がここまで人で一杯になったことは、今まであったか記憶にない。
「こりゃあ、昼食どころじゃなくないな、大和」
「そうだな……」
 妙とブリジット東雲を囲む人混みを見て、俺と武士は呆れる。
「まあ、すぐには決闘が終わりそうでもないから、俺はその間に昼食を買いに……」
「その前に済ませることがあるんじゃないのか?」
 俺の背後から、大人の女性らしい艶っぽい声がした。
 振り向くと、そこには担任教師の真来奈がいるではないか。
「なつめぇ、3時限目に言っていたこと忘れていないだろ?」
「い、いやあ、何の事だか……」
 俺はとぼけたフリをするが、とても見逃してくれそうもない。
「今から第2理科準備室へ行くぞ」
 残念ながら、見逃してくれなかった。
 罪なき人の服の襟元を引っ張り、地獄の釜へと連れて行く死神。
「いやあああああっ、助けてくれー!! 武士しぃー!!」
「悪いな、大和。こればっかりはどうにも……」
 手を合わし、「すまない」と謝る武士。最後の頼みの綱すら、ぷつりと切れてしまった。
「いやだああああああぁぁっ!!」

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は。
 自分としては、この作品を書いている時と今書いている短編との意識の差が感じてしまいましたね。確かに、こっちはこっちで考えて書いているんですけど、何か考えが足りないと感じてしまう。話がグダグダと続いていたり、やたらと読みにくかったり、文章が硬かったりと……。今、書いているのも何とも言えませんが、なんか自分の悪い所が少しずつ分かってきた気がします。まあ、これがなかなか結果に結びつかないところが、むず痒いところですが。

 書いているには面白いけど、面白いものを書くのが難しいライトノベル。
 来週は、通常通りに日曜日更新予定だけど、その間までにエンジンがかかるだろうか?エンジンがかかったら、長い間持つけど、いったん切れると再起動までに時間がかかるからなあ……。まあ、それでも少しずつ頑張るしかないか。

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