現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
見知らぬ所。
2013-09-01 Sun 20:11

 う~ん、調子が噛み合わない……。

 今はちょっと苦しんでいる蔵間マリコです。
 さてと、今週も更新しますよ~。貧乏高校生とネコ耳宇宙人2人との共同生活を描いたオリジナルのSFファンタジーライトノベル『彼女たちの極秘事項(トップシークレット)』を。
 毎週毎週更新しているこのコーナーですが、最近、どうも調子が悪いというかスランプ気味なんですよね。先の展開は先に考えていたものの、実際に書いてみると微妙なものになっているし、自分の作品のダメな所が見えてきたんで、どうにもエンジンがかかりにくくなっちゃいまして……。1年以上時間をかけて作ったものが、見事に叩きのめされたという感じですから。今は、ショックで落ち込んじゃっています。
 でも、いつものことだけど飲み込むのに普通の人よりも時間がかかるだけで、失敗したら失敗したでやり直したらいい。そうやって、少しでも前に進めばいい話。頑張れ、俺。楽しめ、俺。
 さて、小言はこれぐらいして、そろそろ今週の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)にでも。書き溜めを修正したものですので、アドバイスの影響がないかもしれません。それでも、アドバイスや誤字・脱字の報告をしてくれると幸せな気分になれます。ですので、お暇があればよろしくお願いします。
                 第4話 宇宙人のいる日常(3)

「30 m/s の速度で転がした物体が壁に向かって垂直に当てた時、24m/sの速度、10:8の比率で反発をする。これは10m/sであろうが、50m/sなどでも同じだ。壁や物体などに特殊な条件が無い限り、垂直にぶつけた時に10:8の比率の反発。この比率の事を……」
 俺は、4時間目の江草真来奈(えぐさまきな)が担当する物理の授業が全く耳に入ってこなかった。黒板の内容を書く気にもなれない。
 物理の授業が苦手だから? それは少なくとも間違ってはいない。物理のテストは、赤点になるかならないかの微妙な位置を彷徨っている。
 だが、心ここに非ずの原因はそんなものではない。デュタとミューナ、ネコ耳宇宙人二人のことだ。
 あまり目立つ行動をするなと言われても、何かしでかしそうだ。地球に降りて間もないこともあるし、価値観のズレがかなりある。どこからボロが出てもおかしくはない。
 もし、ひょんなことでデュタとミューナが宇宙人であることがバレたら、どうなるのだろうか? それを黙ってくれるような親切な人ならラッキーかもしれないが、そうそういるわけでもない。
「大和」
 それに大衆の前で宇宙人の存在が知られたどうする? とても隠しきれない。マスコミは間違いなく大騒ぎ、この間のエリア51っていうワケの分からない連中と似たような組織が嗅ぎまわってくるかもしれない。
 そうなると、デュタやミューナだけでなく俺の身も危ういということになる。宇宙人とファーストコンタクトを取った人間として取り沙汰になるか、あるいは宇宙人を匿った人間として謎の組織に証拠隠滅として消されるか、あるいは……。どちらにしても、平穏な生活を乱されたくはない。
「おい、大和」
 他にも、懸念すべきことはある。転居先だ。
 とりあえずは、俺のアパートに仮住まいさせているが、あくまでも2人の住む場所が見つかるまでだ。ずっと住まわせるワケにはいかない。宇宙人には戸籍だってお金だってなんてないだろうから、どうやってアパートなりマンションなりを借りるのだろうか? もしかして、両方とも偽造でもするのか? まさかなあ……。
「おい、大和ってば」
「なんだよ、武士。そんなお化けか宇宙人を見たような顔をして」
 宇宙人はともかく、お化けは見たことはないが、犬飼武士(いぬかいたけし)の顔は真っ青であった。
「大和、こっちを見ろよ」
 武士は、恐る恐る俺の右手側を指差した。
「なにがって……、うわぁ!?」
 俺が振り向いた先、そこには赤いボディコンと白い白衣が特徴的な江草真来奈がいた。
 顔はにっこりと笑っているが、明らかに心の中では笑っていない。
「なつめぇ、そんなに私の授業がつまらないというのか? それとも、私のように若くて可愛い女の子を押し倒して、そのままエッチなことをするみたいな妄想でもしていたのかね?」
 何を言っているんだ、この人は。そろそろ結婚してもいい年だというのに、こんな逆セクハラ発言を。だから、いつまでたっても結婚できないんだよ。
「い、いえ。授業は聞いていましたよ? なんのことだか、ハハハハハ」
 俺の白々しい笑いが教室内に響き渡る。それが真来奈に通用しないというのは分かっているだけに、余計に空しい。
「では、この白紙のノートはなんだ?」
「いや、これは……」
 反論不可能。それを突かれるとどうにもなりません。俺の負けです。
「昼休憩、第2理科準備室に来い。じっくりみっちりと私の愛を叩きこんでやる」
 カツカツとハイヒールを鳴らしながら、教壇へと戻る真来奈。
 クスクス笑いが、どこから聞こえる教室内。武士は同情の眼差しで見ている。
 なんかデュタやミューナことがどうでもよくなった。元から成績が危ないというのに、これで内心に響いたらシャレにならない。とにかく授業に集中しなければ。
「はぁっ……、考えることが多すぎる……」

                              ※

 その大和が懸念していた二人のネコ耳宇宙人、アル・ビシニアンのデュトナ・サイベリアスとミューナ・ミスティール・スコティッシィはと。
『あなたの悪事は許さない!!』
『きっ、貴様は!?』
『私は、大空に舞う聖なる翼!! 聖大天使(アークエンジェル)みんと!!』 
「にゃはははは!! どうしてこうも地球(セラン)人のTVというのは面白いのじゃ!!」
 ミューナは、サンブTVで再放送中の大人気特撮ドラマ『聖大天使(アークエンジェル)みんと 第2話 みんと、初めての戦い』に熱を上げていた。
 主人公である宇佐美(うさみ)みんとが、初めて聖大天使に変身した回であるが、ファンの間の中でも非常に人気の高い回の一つでもある。
 登校中の交通事故により、瀕死の重傷を負ったみんと。生と死の狭間で出会った翼の生えた謎の少女、ミカエルに協力することを引き換えに一命を取り留める。しかし、その日を境に、みんとの日常生活は『悪魔』と呼ばれる謎の怪物たちに侵食されてしまう。
 変身後の秀逸なデザインや変身バンクの素晴らしさもさることながら、当時、新人アイドルであった宇佐美みんと役の望月希(もちづき のぞみ)の卓越した演技が高く評価された。それがきっかけで、一躍売れっ子アイドルへと駆け上がったというのは、アイドル業界では有名な話だ。
「いけ、そこだ一気に攻めるのじゃ、みんと!!」
 TVのブラウン管に向かって、大声で叫ぶミューナ。ここがアパートであることを気にせずに。
「5025、5026……、ミューナ、少し静かにしないか。5027……」
 一方のデュタは、親指だけで腕立て伏せをしていた。これだけでも常人では出来ぬ離れ業だが、これを2時間、5000回以上。アル・ビシニアンの高い身体能力、いやデュタだからこそ成せるトレーニングであろう。
「お前は地球(セラン)に降りても、相変わらずのトレーニングバカじゃな。こんな退屈なことをするよりも、地球の文明に触れほうがよっぽどタメになるのにのお」
 ミューナは、テーブルの上に置かれた煎餅をボリボリと噛み砕く。
「5039……、いや、それも山々だけど、体を動かしておかないと鈍りそうで……。5040……」
 たらりと一筋の汗が頬を伝わり、畳へと落ち、一点の染みとなる。いや、染みというよりもびっしょりと濡れて、まるでコップの中身を零したかのようになっている。彼女の体内からどれだけの水分と熱量が発散されたか分からない。ただ、相当なカロリーを燃焼していることだけは確かである。
「昔から真面目じゃな、デュタは」
「ところで、気になったことがあるのじゃ」
「5067、5068……、なんだ? 5069……」
「台所に上に置いてあるものは何じゃ?」
 ミューナは、台所の上に置いてある布に包まれた謎の物体を指差した。
「これはもしかして……」
 腕立て伏せを止め、タオルで汗を拭きながら謎の物体を見つめるデュタ。
「朝の様子を見ると、ヤマトのじゃな」
「そのようだ」
 ミューナは、布に包まれた物体をつまむように持つ。彼女たち、アル・ビシニアンにはない、変った物である。
「もし、これが無ければ夏目も困るかもしれない」
「だが、妾は面倒事は嫌じゃ。行くなら、一人で行ってくるがいい」
 いかにも嫌そうな顔をするミューナ。
「出不精は体に悪いぞ、ミューナ。昼食前の運動だと思って、少し体を動かさないと」
 デュタは、やかんの中に入った麦茶をグラスジョッキに入れて、喉を鳴らしながら一気に飲み干す。それはまるで、砂漠の中でオアシスを見つけた遭難者そのものだ。
「それにミューナも学校という場所、気にならなかったのか?」
「学校……」
 デュタにとっても、ミューナにとっても、学校という場所は未知の領域だった。
 アル・ビシニアンには学校に準ずる施設は存在しない。中枢機関からの学習映像の配布や睡眠学習などといったものはあるが、一つの場所に集まって大勢で勉強をするということは基本的にない。あったとしても、せいぜい数人での直接的なディベート程度である。
「そうじゃな、それは悪くないのお」
 さっきまで不機嫌そうだった顔が一変、それを微塵に感じさせないワクワクとした表情に。猫の機嫌はコロコロと変わりやすいが、アル・ビシニアンのミューナもそれに当てはまる。
「じゃあ、行こうか。ミューナ」
「うむ!!」

 どうでしたか、今回の彼女たちの極秘事項(トップシークレット)は。
 これは、ここでアドバイスされたことなんですけど、どうも話が長ったらしくなっているのがどうにもこうにも。自分は、小説を書く際に「もし、自分ならどれだけの描写があれば、場面が分かるのか?楽しめるのか?」と考えて書いているんですけど、どうもそれが他の人にはペケだったらしく……。言われる前は、全然気づいていませんでした。これでも、小説とかライトノベルも4日で1冊消化ペースで読んでいるのに……。
 しかし、そうなると逆に不必要な話の件も出てくるだろうし、削り削りまくるせいでペラッペラになってしまう。そして、それを埋め合わすためにイベントを増やさないといけなくなる……。文字を操るって、本当に難しい。

 今、苦悩の真っ最中のライトノベル執筆。
 来週も、このコーナーを更新する予定ですけど、ちょっと執筆ペースが落ちているからなあ……。飲み込むまでにあとどれだけの時間がかかるのだろうか?ホント、精神的に強くなりたいわ……。

関連記事
スポンサーサイト
別窓 | 彼女たちの極秘事項(トップシークレット) | コメント:2 | トラックバック:0
<<新なる存在。 | 黒のノエル。 | 黄金と漆黒。>>
この記事のコメント
こそこそっと……
とりあえずの誤字脱字系書き書き……。

>宇宙人には戸籍だってお金だってなんてないだろうから、

「なんて」がいらないような?(一読した時に引っかかったんで一応)

>そこには赤いボディコンと白い白衣が特徴的な江草真来奈がいた。

自分は普通にわかる世代なんであれですけど、ボディコンって今の若い子わかるんですかね……(指摘というより完全に「どうなんだろ?」っていう興味です。わかんないって言われたら、それはそれで凹みそうです orz)

>これで内心に響いたらシャレにならない。

「内申」意味的に漢字がこっちかも?

>地球の文明に触れほうがよっぽどタメになるのにのお

「触れほう」がたぶん「る」か「た」が抜けてる?

次回は「にゃんこお弁当(だと勝手に思っていたり)を届ける」ってところでしょうか。


さてと、ちょっと胸が痛んでいる自分です(汗)
蔵間さんのモチベーションを下げてしまった原因は、やはり自分……でしょうか orz(叩きのめしたつもりがないので、思わず自分が書いた感想を読み返してみたり)。

長々と書いてしまってから言うのもなんですけど、わたし一人の感想に振り回されないで下さいね(汗)
もちろん一読者として正直な感想を書いたのは事実ですけど、あくまでわたし個人の感想であって、他の読者がどう思うかはわかりませんから(言っても、好みの問題がありますから 汗)。
他の方の感想と合わせた上で、必要な改善要素かどうかの取捨選択をしてもらえたらな、と……。

知恵袋のほうでもちらりと質問されてるの見かけましたけど、わたしの感想に関しては、あまり怖がらないで読んでもらって大丈夫じゃないかな、と(そんなたいそうなこと書いてませんし 汗)
というか正直なところ、蔵間さんが感想を読むの怖いなあって思うように、わたしも感想に対する感想(というか反応?)を見るのが怖いなあって思いながら、感想書いてたりします。

自分の意見がマジョリティならいいですけど、そうでないなら余計な感想で混乱させてしまったって気持ちになりますから……。
(それでも感想を聞きたいって気持ちがわかるもんだから、自分で書けそうな感想なら書いてみようかなって気になるんですけど 汗)

自分でも何を書こうとしてたのかわからなくなってきました。
とりあえずは、自分の書きたいものだけ見失わないように(これ大事ですよね 汗)、頑張ってくださいましです。ぺこぺこ。
2013-09-02 Mon 13:44 | URL | 美羽 #-[ 内容変更]
感想への返信
アドバイス&励ましの言葉ありがとうございます!!
ちゃんとチェックしたつもりが、こんなにも誤字・脱字があるなんて……。推敲の際に、もっとゆっくり見直す必要がありますね。
明日か明後日あたりにでも、投稿しますので、その時もよろしくお願いします!!
2013-09-06 Fri 22:41 | URL | 蔵間マリコ #-[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| 黒のノエル。 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。