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現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
復活の時。
2009-02-26 Thu 22:14

 

 状況を打開できたのか?

 

 今週もヤンジャンが楽しい蔵間マリコです。

 さてさて今週も来ましたと、ノノノノ。先週、やっとこさ現行の話に進んで、長い長い回想が終わりました。父親の金メダルへの挑戦、最後の最後での転倒、日本に帰ってからのバッシングの嵐、女性がスキージャンプに出れないという事実、苦悩の果てに父親の自殺未遂、そして兄の焼身自殺。ノノの過去も、岡本倫の得意分野の鬱展開で彩られていましたね。こういう重たい過去があるから、話の重みが出て面白いんだよ。

 しかし、こっからが問題。この回想に入った切欠は、無謀な大ジャンプによる転倒による失神。怪我だって絶対にしているはずだから、安否を確かめるために体を触るはず。それに、病院に搬送されるから確実にバレるはず。そこをどうやって切り抜けたのだろうか?それとも…。

 さて、今回はどうなったのか。じゃあ、行ってみようか!!

 

 第63話『バッド・ニュース

 

 意識の戻らぬ悠太の眠る個室。みかげは、何時意識が戻るか分からない不安が瞳に満ちていた。目が覚めたら、今まで言っていた嘘をひっくるめて許さないのだから。彼女は、一旦、部屋を後にする。

 みかげが退室、それとタッチの差で悠太は目を覚ます。みかげの言っていた事、どうして自分がベッドで寝ていたのか。彼女は、思考を張り巡らす。「そうだ、私…、大会で転倒して…。」、悠太はやっと自分の状況を把握する。それと同時に、自身の正体がバレてしまったではないか。今までして来た苦労と兄の死を無駄にしたことを思うと自然と涙がこみ上げる。

 そこへ、解説するかのように与田と外国人の姿が。どうやら、与田の隣にいるスポーツドクターが治療したようだ。彼の名前は、パーヤネン。元々は、スウェーデンの同期のジャンプ選手だったが、ツアーを回るうちに日本が好きになったようだ。何故なら、日本だと物凄い声援を送られるからだ。だが、事実は彼の変な名前が一人走りして有名になっただけである。そして、引退後は日本で病院を個人経営しているという事だ。

 パーヤネンは、悠太が男装してまでオリンピックを目指すという境遇と夢の大きさに感心する。自分なんかは、ワールドカップを転戦していたがオリンピックには一度も出れなかったのだから。悠太は、とりあえずある程度の状況を把握したらしく、今度は興梠みかげが病院にいるかと質問する。与田は、病院に搬送されて2週間も看病していたのだと答える。そんな話をしているとその話題の人とそらが病室に帰ってくる。みかげは今まで心配をかけていた事と今まで言っていた嘘、大きな病院に搬送しなかったという事に憤慨だ。そらは、みかげに悠太の正体がばれないように意識を失っている間の世話をしていたようだ。悠太は、周りの人に迷惑をかけてしまった事を心から謝罪する。

 

 だが、そんな病床の彼女に悪い知らせが。

 悠太は、もしかして怪我の症状事かと不安げに聞く。しかし、それは大丈夫なようだ。寧ろ問題なのは、大会の結果。悠太は、転倒ジャンプで当然最下位。一方、その大会の優勝者がなんとチームメイトである岸谷である。悠太や暁に比べると随分見劣りする岸谷だが、彼の時だけ良い風が流れ、上位の選手の時だけ何故か追い風に。結局、岸谷が優勝となり、以下、真岡、笹宮、そして4位に暁という形で終わった。大会優勝とは縁のないはずの岸谷が優勝した事に、純粋に喜ぶ悠太。

 問題は、そこから。この大会の点の集計により、暁と岸谷のインターハイの出場が決定。という事は、奥信高等学校から出場できる枠はあと一人。それなら、どにかなると悠太が喋る間もなく、与田は衝撃の事実を語る。前の大会で骨折していた皇帝・尻屋の怪我が順調に回復しているという事だ。しかも、今回は前とは違って慎重に合った長い板を履く。要は、本気の皇帝と闘わなければいけないのである。

 一瞬、恐怖がよぎる。だが、弱音を吐くわけにはいかない。悠太は、満身創痍の体を多少無理に起き上がらせ、皇帝と全面対決する事を決意するのだった…。

 

 復活したはいいものの、今週はかなりカオス。まあ、カオスなのは何時もの事だけど。

 とりあえず、一番気になっていたばれなかった理由は与田のコネのある病院に連れていったとは…。その大会自体に与田の顔を出していなかったから、その考えは無かったなあ…。だけど、よく考えてみるとこれ以外方法は無いよな。しかし、そこの病院を経営している外国人の名前がパーヤネンって…。スウェーデン人の名前がどんなものか分からないけど、少なくともどこの国の名前か分からないぞ。トリビアで有名になったニャホニャホタマクローと同じようなもんだな。

 しかし、パーヤネン、ショックを受けるではない。世の中には、もっと悲惨な名前や呼ばれ方をしている方々だっているのだから。3番とか28番とかみたいに人間扱いされない新人類、にゅうにゅう言わないのににゅうと名付けられる耕太の娘、そして極めつけはア○ルショップ先輩。パーヤネンぐらいだとランキング外だぞ!!

 それと、肝心の大会の結果。自分は、悠太がどうやって誤魔化せたのかそっちの方に気が向き過ぎて、大会の事なんてすっかり忘れていた。その大会の優勝者がねえ…。あのアホ毛コンビや女アレルギーを跳ね除けて、超が付くほどの普通人な岸谷が優勝するとは思わなかった。正直、誤魔化せた理由以上に吃驚。サイがキラに喧嘩を仕掛けて、勝てる確率よりも低いかもしれない。

 だけど、こういうまともなキャラが日の目を浴びたりすると、キャラが大きく変わらないか不安である。今回の大会の結果で、暁と同じように肩を並べれるから態度が大きくなる恐れがある。今まで、雑用やハードな練習をさせていた先輩にも大きな態度を取りそう。それに偶然とはいえ、岸谷は悠太が女である事を知ってしまった。それを持ちかけて、俺の彼女になれ的な事を言わないだろうか?そんな事にでもなったら、ノノに死亡フラグがまた立ってしまう。こうなったら、逃げ場が無い。まあ、岸谷がそんな酷い男じゃなくて、今まで通りに超の付くほどの普通人であってくれる事を願っているよ。

 

 さあ、来週からは皇帝・尻屋潔と決戦の予定らしい。

 だが、変態一騎打ちとは何なのだろうか?エルフェンリートの時みたいなことはしないと思うけどさ。したら、バックが…。

 

 ノノノノ 第63話の評価

 

 満足度 ☆☆☆☆

 スポーツ度 ☆☆

 ラブコメ度 ☆☆☆

 

 


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