FC2ブログ
現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
決意の髪切り。
2009-02-19 Thu 22:11

 

 明日は、発売日か…。

 

 どうして、県によって発売日が違うのか不公平に思う蔵間マリコです。

 さてさて、明日はヤンジャンで連載されている漫画の最新巻の発売日。もちろん目的は、ノノノノの単行本5巻である(あと、GANTZ25巻。)。4巻が発売されてから、まだ2ヶ月しか経っていないのにもう最新巻がでるんだから、たん信者冥利に尽きますよ。集英社の神様、たん神様、こんな面白い漫画を作ってくれてありがとうございます。これからもずっと、たんのファンとして応援して、布教したいと思います。

 しかし、最新巻が発売されるたびに不満に思う事がある。どうして、広島じゃあ発売日が1日遅いんだよ!?広島も本州だから、急げば発売日と同じ日に出せそうな気がするのだが。正直、たんのファンとしては、この1日は苦痛に他ならぬものですよ。印刷会社の皆さん、運送会社の皆さん、1日でも早く倫たんの漫画が読みたいから、もっと急いでくださいよ!!

 そんなたんの漫画の信者一人の戯言はこれぐらいにして、いつものやつのコーナーと言う事で。

 

 第62話『そして少女は

 

 妹に金メダルを託した、兄の死。

 ノノは、町の全景の見える崖で一人涙する。どうして、そこまでして自分に賭けたのか。絶対に出来るはずが無い。止めどなく出る涙。

 すると、背後から自分の名前を呼ぶ声が。兄の悠太、いや悠太の幻影だ。彼は、無言ながらも彼女にメッセージを伝える。『ノノのジャンプが見たいんだ』と。それを伝え終えると、虚空へと帰した。ノノは、何を覚悟したのかジャンバーのフードを目深に被り、ある所へ向かう。

 それは、すでに鎮火しつつある自宅の倉庫だ。消防車や野次馬が取り囲む現場に、ノノが駆け付ける。そしてノノは火中の兄、いや妹が中にいるかもしれないと消防士に伝える。ピッチを上げる隊員たち。だが、何も残っていない。もしかして、兄の自作自演なのかもしれない。そうだったら、自分が誤魔化せば…。そんな淡い期待が脳裏によぎる。

 だが、その僅かな希望も虚しく、黒炭と化した兄であった物体が発見されるのだった…。再びノノは、何処へと走る。

 

 ジャンプで台の上で、体育座りして悲観するノノ。昔から、何故だか悲しくなると高い所に行きたくなる。

 そして、どのくらい時間がたったのだろうか。ノノは立ち上がり決心する。鋏を取りだし、長く伸ばしていた髪の毛を切る。それを夜空に飛ばす。彼女は、野々宮ノノとしてでなく、野々宮悠太として生きることを決めたのだ。

 

 「私は野々宮悠太だ。お兄ちゃんの想い……、無駄にしないから…。野々宮悠太は絶対、金メダルを獲る!!」

 

 後日、警察の見識の結果、他殺でなく生きたままの焼身自殺だと断定される。遺書の筆跡も一致しており、何の不自然な点は無い。しかし、刑事は若干の不信を覚える。本当に死んだのは、妹の方であるかと。第四度火傷、炭化するほどに遺体は焼けたのだから、男か女の区別などつかぬ。だから、入れ替わっているという可能性はあるのでは?しかし、検死の結果は、女性の遺体。それを聞いた刑事は、納得せざる得なかったのだった。

 

 雪の中、電車で自らが育った街を後にする悠太。

 その瞳は、決心の色で固まっていた。

 

 そして、時間は現在。

 雑多の装置と機械音の鳴る部屋。そこには、意識を取り戻さない悠太とそれを心配に見つめる興梠みかげの姿があったのだった…。

 

 やっとこさ、現行まで進んだか。それにしても、今週はかなり好きな話だった。

 先週実行した兄の焼身自殺。これによって、ノノが悠太を演じる切欠を作ったのだが、やはりいきなりは無理すぎたか。そりゃあ、あまりにも突然過ぎて、残されたノノにはそれを実行するような気力も無いだろうしな。そこに、兄の幻。ここで、初めて悠太の幻(と言うよりも、残留思念?)が見えたという事か。何かを言いたいたびに現れる。やっと、納得がいった。だが、兄は妹よりもスキージャンプは苦手なはず。それなのに警告して、説得力があるのだろうか?もしかして、こういう危機回避能力は兄の方が優れていたのか?それとも、単に虫の知らせ?謎である…。

 次に、最後の確認。自分もこのシーンで、ノノ同様に兄の過ぎた悪戯だと信じたかったよ。しかし、そんなことありえない事が分かった時は、自分の考えが甘いと思った。だが、ここで残った謎がまた一つ。何故、検死の結果が女性なのか?今の技術なら、多少時間がかかっても分かるはずだぞ?もしかして、悠太以外の人間?それとも、悠太が両性具有だったとか?そんな事は無い。ま、ここは偶然か奇跡でも起きたという結論にしておこう。気にしていたらキリが無い。

 そして、ノノのケツイ。ジャンプ台の上で、髪切り。なんか傍から見たら変なシチェーションだけど、自分は物凄くこのシーンお気に入り。なんて言うか、絵になる。女性として生きる事を辞め、髪を夜空に投げ捨てる。ノノノノと言う漫画の世界観を考えるとこれが一番かもしれない。ところで、ここで「どうして、鋏があるんだよ。」と突っ込んではいけない。たんの漫画は、そういうの抜きで読むのが面白いのだから。

 

 さて、来週はある意味山場だ。

 転倒する前の展開を考えると、バレテいる可能性も十分にあり得るのだが。そしたら、みかげは…。個人的に、女であっても構わない百合展開的なものだったら嬉しいな。それは無いけど。

 

 ノノノノ 62話の評価

 

 満足度 ☆☆☆☆☆

 スポーツ度 ☆☆

 感動度 ☆☆☆☆

 

 


スポンサーサイト
別窓 | ノノノノ | コメント:6
| 黒のノエル。 |