現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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世界の可能性。
2013-03-21 Thu 20:22

        ノノノノ 第11~13巻

 たんの漫画が読みたい―!!

 カオスな展開が続く漫画が大好き蔵間マリコです。
 はあ……、仕方ないとは言えば仕方ないですけど、分かっていても辛いですねえ。週刊ヤングジャンプで連載している岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』が休載なんて……。
 いや、他のヤングジャンプの漫画も大好きなんですけど、たんの漫画があると無いとでは全然違うからな。言うならば、カレーライスにおけるラッキョウや福神漬け、ハンバーガーにおけるピクルスですからね。好き嫌いこそ別れるけど、ある意味必需品ですから。それだけに、雑誌の重要なポジションを位置する漫画が無いことがかなり堪えます。このままでは、禁断症状も……。
 とまあ、冗談はこれぐらいにして、今週は極黒のブリュンヒルデが無いんで、管理人による漫画家・岡本倫を独断と偏見で語るコーナーをお送りしたいと思います。
 今回は、岡本倫の長期連載作品2作目『ノノノノ』の話題のラスト。正直、今までの記事もかなり独断と偏見の塊の内容ですが、今まで以上にそっちに走った内容です。岡本倫の漫画の作風が嫌だ&そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
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予想外の行動。
2013-03-13 Wed 21:09

        ノノノノ 第8~10巻

 皇帝も良いけど、あの人も忘れちゃあいけない!!

 独特な作風が大好きな蔵間マリコです。
 別にネタが無いというわけじゃないですよ~。元から予定していたネタですよ~。週刊ヤングジャンプで大活躍中の鬼才漫画家、岡本倫の長期連載十周年、管理人による独断と偏見で語るコーナーが。
 今回で3週連続になるこの企画、最近更新回数が多いですが、6月には11年目になりますからね。ここら辺でハイペースにならないと、10周年企画としての意味が無くなってしまう。それに、まだまだ語りたいことがたくさんありますし。というわけで、今週を含めてちょくちょく更新させてもらわせてもらいます。
 そんな岡本倫長期連載10周年を語るこのコーナーですが、今回の御題は『ノノノノ』の皇帝と比肩するネタキャラでもあり主要人物でもある『岸谷弘樹』でも。
 当然ながら、ネタバレ&たんの漫画成分充満(特に今回はかなり強めですので。)ですので、そういうのがう嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
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白銀の想い。
2013-03-06 Wed 19:37
         ノノノノ 第5~7巻

 まだまだ話すことが多い……。

 安心して読める漫画よりも、先の読めない展開が面白いと思う蔵間マリコです。
 久しぶりにやってまいりました。現在、『極黒のブリュンヒルデ』を週刊ヤングジャンプで連載している鬼才漫画家・岡本倫の長期連載十周年において、独断と偏見で語るコーナーが。
 この企画を始めてからかなり経っていますけど、なんだかぐだぐだ~なコーナーとなってしまいました。いや、話したいことはたくさんたくさんあるんですけど、6月6日には長期連載デビュー11年目になりますからね。やっぱ、その頃までには終わらせておきたいのですが……。多分、無理でしょうねえ……。
 とまあ、自己満足感たっぷりなコーナーですが、今回はノノノノの話題、それも主人公である野々宮ノノについて話したいと思います。
 当然ながら、岡本倫の独特の作風や管理人の独断と偏見にまみれた内容ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。全然大丈夫という人はどうぞ。
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邪悪な男。
2013-02-06 Wed 20:05

        ノノノノ 第2~4巻

 美少女SFバイオレンスラブコメディも純愛ダークファンタジーもラブコメもいいけど、スキージャンプも捨てがたいね!!

 倫たんの漫画が大好きで大好きでたまらない蔵間マリコです。
 さてさて、2週間ぶりの更新ですよ。現在、週刊ヤングジャンプで大活躍中の鬼才漫画家・岡本倫の長期連載10年を独断と偏見で語るコーナーを。
 前回からノノノノの頃の話に入ったこのコーナー。エルフェンリート極黒のブリュンヒルデ同様に好きな作品であるこの作品ですが、バイオレンスでエロスな作品からスポ根ものへの転向に当時の自分は激しく衝撃を受けました。意外に描ける漫画の幅が広いんだと。
 しかし、連載がある程度進むとそれ以上に大きな衝撃が待っていました。それも、このマンガを読んだことある人なら必ず語り草にすると言っても過言ではないくらいの衝撃が。
 ということで、今回はそのいくつかの衝撃の一つを話題にしたいと思います。当然ながら、岡本倫独特の癖のある作風や暴走しまくりの内容ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。
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遥かなる頂。
2013-01-23 Wed 19:49

             ノノノノ 第1巻

 毎週、ハガキは送ってますよ。

 週刊ヤングジャンプで活躍中の岡本倫先生を応援している蔵間マリコです。
 さ~てさて、今回はこれを更新したいと思います。管理人の独断と偏見による岡本倫長期連載10周年を語るコーナーを。
 前回は、エルフェンリートが連載終了した後の時期である充電期間の話題をしました。そして、今回からは倫たんの長期連載第2作目である『ノノノノ』の話題。異色作を生み出す倫たんの漫画でも(ある意味)一際目立つ作品です。
 いや~、ノノノノも自分の中でも特に好きな作品の一つですねえ。エルフェンリート極黒のブリュンヒルデほどは話すことは無いですけど、それでもこの2つに並べるほどに魅力的な作品だと思います。恐らくは、文章においての熱量は相当なものになっているかもしれません。まあ、そのせいでドン引きしてしまうかもしれませんが。
 とりあえず前座は、これぐらいにしてそろそろ本題にと。当然ながら、たん成分充満の暴走しまくりの内容ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫ですよ、という人はどうぞ。
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歴史の移ろい。
2011-03-24 Thu 20:00
 凄い変わりよう…。

 たんの漫画は、永遠のバイブルである蔵間マリコです。
 いや~、岡本倫の漫画は何時読んでも面白いですねえ。昨日、徹夜でエルフェンリートを全部読みましたが、思わず泣いてしまいましたよ。マリコ蔵間の再会と永遠の別れ、ルーシーの懺悔と最期。このシーンは、何回読んでも色褪せない。他にも、泣ける場面以外もなかなかのものですし。こんな面白い漫画を描く漫画家に出会えた事を感謝するよ。まあ、おかげでちょっと寝不足でしたけど。
 さて、そんなたんの漫画を一気読みした自分ですが、今週もあの企画の続きをします。漫画家、岡本倫の作画の変遷のコーナー。さて、最終回となる今回は、岡本倫先生の読みきり作品とある物を幾つか紹介したいと思います。先々週ノノノノ先週エルフェンリートとかなりの変化がありましたが、今回はそれ以上のもの。何せ、つい最近のものから、デビュー前のものまであるのだから。
 正直、興味の人にとってはあまりどうでもいい内容かもしれませんが、最後までお付き合いしてください。それでは、どうぞ。

 『きみとこうかん

              きみとこうかん

 2011年1月20日発売の週刊ヤングジャンプNo.8特大号掲載の読み切り作品。
 ノノノノが連載終了してから間もない読み切り作品であるためか、あまり作画の差は無い。あるとすれば、髪の毛の線が若干少なくなった事だろうか?ただ、両作品とも言えることは、エルフェンリートやそれ以前の時代の作画から考えると相当な進歩といえよう。

 『カリエラ

          カリエラ

 エルフェンリート連載終了直後の『週刊ヤングジャンプ増刊 シゴト魂』に掲載された読み切り作品。岡本倫短編集にも収録されている。
 やはり、ノノノノきみとこうかんと比較しても相当な変化ですねえ。髪の毛の影を基本的に描かず、顎も若干長い。そして、目の線は今よりも濃くて太い。この頃のたんの描く男性キャラも悪くないけど、やはりノノノノの時の目付きの方が力強いものがあるな。

 『メモリア

                メモリア

 週刊ヤングジャンプ2002年掲載、エルフェンリート3巻及び岡本倫短編集に収録された読み切り作品。エルフェンリートが連載開始される少し前である。
 いや~、ここまで来ると全くの別物である。線の太さに、髪の毛の描き方、顎の形…。当時のデッサン力の話なんかも加えると、まだまだ成長過程という印象を受ける。しかし、ストーリーの構成力の素晴らしさは、健在。やはり、たんの最大の魅力はストーリーである。

 『エルフェンリート(読み切り)

               エルフェンリート(読みきり)

 『増刊ヤングジャンプ 漫革』2000年2月20号掲載、エルフェンリート5巻及び岡本倫短編集に収録された読み切り作品。岡本倫の堂々のデビュー作である。
 この頃の岡本倫先生の作画は、2000年代以降流行しているサブカル系の作画ではなく、1990年代後半あたりのアニメや漫画の美少女キャラの作画である。言うならば、香ばしいというべきか?更に、髪の描き方や影のつけ方、鼻の描き方もコレ以降のなんかとも全く違う。世間の時代の移ろいは、相当なものだと感じさせられる作画だ。
 ちなみに、このエルフェンリートという読み切り作品は、長期連載のエルフェンリートとは全くの別物。音楽コンクールで出会った少年少女の物語というものだ。決して、首チョンパや四肢切断などは無いので、御安心を。

 『Flip Flap

        FLIP FLAP

 たんが同人活動していた頃のオリジナル創作作品。岡本倫短編集にも収録されている。
 個人的には、このFlip Flapの作画は結構好きですね。画力としては、まだまだな部分もありますが、エルフェンリート(読み切り)デジトポリスあたりの作画に比べて、ここまで戻ると逆に見やすいという印象を受けますし。まあ、逆を言えば、その頃のは作画に試行錯誤をしてい時代なのかもしれないが。
 あと、印象的なのはデフォルメ。今は、全くデフォルメ絵を使わないのが特徴だが、Flip Flapは何ヶ所か見受けられる。労力を抑えるためというのもあるかもしれないけど、これはこれで味があって好きだ。

 おまけ

 
 
 岡本倫の真の意味での商業デビュー作『時の国のエルフェンリート』。バンダイで働いていた頃、『お願いティチャー』や『かみちゅ!』、『機動戦士ガンダム00P』のキャラデザなどで有名な羽音たらくと製作した作品である。
 自分はこの作品そのものに触れた事はないから美少女版たまごっちという情報しか知らないだのが、コレを見る限りでは、かなり当時の流行を意識したものだと感じる。恐らくは、これからLime yellowエルフェンリート(読み切り)の作画への影響をしたのだろう。ホント、たんの歴史は深いものである。
 まあ、あまり売れなくて版権を取れなくて、結局はバンダイを辞める事になったらしいが。そこから、あの美少女SFバイオレンスラブコメディ漫画、エルフェンリートまで手繰り寄せたと考えると相当なものである。

 十数年に渡り、変遷してきたたんの作画。
 さて、これから先、たんの作画はどのように変わったのだろうか?そして、どのくらい上達するのだろうか?自分は、それをこれからも見届けたいものだ。岡本倫の漫画の1ファンとして。

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遷りゆく時代。
2011-03-10 Thu 20:32

 随分と絵柄も変わったものだ…。

 影ながらたんを応援している蔵間マリコです。
 来週の15日が楽しみだなあ…。週刊ヤングジャンプ増刊『ミラクルジャンプ』が。このミラクルジャンプという雑誌は、去年廃刊した月刊ヤングジャンプの後釜として創刊された雑誌なのだが、非常に楽しみなものがありまして…。柴田ヨクサルハチワンダイバーの番外漫画?ねじまきカギュー中山敦支の読みきり漫画の後編?確かに、それらも結構楽しみにしているが、それ以上に楽しみにしているものがある。『エルフェンリート』や『ノノノノ』といった独特な作品を手掛けた怪作漫画家、岡本倫ミラクルジャンプのピンナップを担当するのだ!!
 いや~、たんが姉妹雑誌のピンナップを手掛けるのかあ…。読みきり漫画を描いているくれることがベストだったんですけど、雑誌の開いてファーストインプレッションとなる部分を担当する事になるのだから、それでもかなりの大役ですよ。一体、どのようなピンナップイラストを描くのだろうか?今まで描いた作品のキャラ全員集合?それとも、新たに描くキャラクター?たんのファンとして楽しみである。

 とまあ、来週のミラクルジャンプが楽しみな自分ですが、ちょっとこのまんま記事を終わらせても…。というわけで、突然で唐突ながら断続的で不定期的にたん関連のネタでも。
 アニメ・漫画関連のピンナップというと、重要視されるのは画力と構成力。たんは、作画に関してはそこまで優秀というわけではないが、独特の作風と垣間見られる努力がそれを上手くカバーしている。そこで、今回から3週連続、岡本倫の作品の作画の変遷について語ってみようと思う。今まで、作画に関しての話題はそこまで触れていないからな。
 というわけで、岡本倫の作画の変遷第1回は、ノノノノの主人公である野々宮ノノ。女性の身でありながらも、男性の競技しか存在しないスキージャンプで金メダルを取ろうと一生懸命頑張る男装のスキージャンパーである。
 デザイン的にはショートヘアーなのでデザイン的な分かり辛い部分もあるが、やっぱり主人公ということだし、多く描く必要がある分、作画の変化はわかりやすいからね。ということで、単行本からちょろちょろっと作中を引用させてもらいました。ということで、まだ長々となりますが、よろしくお願いします。

              ノノノノ 野々宮ノノ001

 単行本13巻 最終話『ありがとう』より、190ページから引用。

 これが連載終了時の作画。全体的に線が太く、髪の毛がカクカクしている印象を受ける。
 自分としては、これが一番スマートな作画だと思う。顔のバランスが比較的取れており、癖もあまり無く、すっきりとした作画。影の陰影のトーンでくっきり表現できている。岡本倫先生の最初期の絵から想像のつかない出来である。

              ノノノノ 野々宮ノノ002

 単行本9巻 第95話『どうせ夢なら』より、164ページから引用。

 物語後半に差し掛かった頃のノノノノの作画。トーンで髪の線を描くよりも、線によって髪の毛を描いているためか、心なしか髪の毛が多いように見えて、髪のカクカク具合も若干和らいでいる。そして、全体的に線が細く、白い部分が多い。
 個人的には、ここら辺から徐々に最終話への作画へと固まり始めたと思う。細かい部分は違うものの、顔のパーツのバランスがかなり近いので。自分は、コレはコレで結構好きだな。

              ノノノノ 野々宮ノノ003

 単行本5巻 第44話『そんなのあり?』より、53ページから引用。

 髪型はカクカク感よりも、丸みを帯びたものとなり、髪のトーンの使い方が最終話付近のものに近い。あと、顎が後半以降と比べると若干出っ張っている。
 ここまで行くと案外変わってくるものですねえ…。ちゃんとノノだと分かるのに、こうも違う印象を受けるなんて。とはいえ、体型や髪型がかなり変わるエルフェンリートの時よりはかなり安定しているから、地力はかなりついているようだ。

              ノノノノ 野々宮ノノ004

 単行本1巻 第1話『無名』より、7ページから引用。

 ここまでくると、かなり香ばしい。影はトーンを使わずに、ベタ塗り。髪も更に丸くなり、顎が更に出っ張った。最終話から見ると相当な変わりようである。
 う~ん、連載にこぎつけるまでのブランクがあるためか、癖が強いですねえ。でも、エルフェンリートのように萌えを全面に押し出す作風と違うから、1話目から萌えという要素はかなり弱められていると感じるな。ここから最終話までの絵の上達っぷりを考えると、なかなかのものである。


 おまけ

              エルフェンリート ユカ

 野々宮ノノのそっくりさん、エルフェンリートのユカ。単行本12巻から引用。
 途中からあまり気にはならなくなったが、やっぱり瓜二つだなあ…。でも、ノノノノと違って、目を大きく描いているから萌えという色合いが強い。その作品にピッタリな作風があるというわけか。

 着実に画力を向上させていく岡本倫の作画。次週は、エルフェンリートの作画の変遷を解説する予定。
 エルフェンリートは、たんの初の長期連載作品の漫画だから相当作画の変化が激しい。そのため、何処をチョイスすればいいのか困る。特に最初期は、カオスな作画だからなあ…。
 まあ、復習しながらでも考えときますわ。

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もう一つの閉幕。
2011-02-24 Thu 19:18

              ノノノノ第13巻


 これが真のラスト!!

 今までも今もこれからも倫たんの漫画を応援したい蔵間マリコです。
 先週、ついに発売されましたねえ。岡本倫の怪作スキージャンプ漫画『ノノノノ』の単行本最終13巻。自分は、広島での発売日の20日にきっちりと購入しましたよ。やっぱ、ファンは発売日当日に購入しないとな。
 さて、その完結巻となるノノノノ単行本13巻は、どのようなものになりましたかというと、当然というべきだろうか最終話に相当なテコ入れが加えられていました。どういった理由で登場させたかよく分からないノノの兄の悠太の登場シーンは完全にカットされ、ポロリのシーンも夢オチへと変更。そして、加筆修正部分でオリンピック代表の会見のシーンでカーテンコール。あとがきには、金メダルを取ったノノたちのカット。急遽、物語を終わらせるものとしては無難なラストですけど、自分としてはこれでいいと感じましたね。流石に、あの何故にああなったみたいな掲載時のラストよりも、かなり上手い着地の仕方だからな。
 やはり、超展開だけでなく、こういったセオリーというべき展開を緩急つけて描いたほうが面白いと思うぞ。倫たんの次回作以降の作品には、そういったノウハウを生かして欲しいものである。ファンの一人がこんな事を言う資格があるのか怪しいけど。
 まあ、前座はコレぐらいにして、そろそろノノノノの名・迷台詞集のコーナーにでも入るとする。さて、今回は最終回の第13巻。各校の命運を決める最終ジャンプの場面からラストまで。このコーナーは、今回で最後になりますが、前回同様に厳選された台詞を3つ選びました。ノノノノを読んだ事がない人にはポカンかもしれませんが、最後までお付き合いしてください。
 それでは、ノノノノの名・迷台詞集をどうぞ。

 第135話『やめます!』より、禰宜田義親の台詞。

 楽しいじゃないか、スキージャンプ。

 月山商業のアンカー、禰宜田が最終ジャンプ終了後の悠太に対して放った台詞。
 禰宜田は、このジャンプ以前まではスキージャンプをただ遊びにしか思っていなかった。人身御供となんら変わらない崖の儀式に比べれば、遥かに簡単なものだから。
 しかし、それは禰宜田の思い上がりであった。同じジャンプであっても、崖から飛び込むこむのとスキージャンプは全くの別物。風の流れの違い、カンテの切るタイミング、少しでも距離を稼ぐための小技。スキージャンプには、スキージャンプなりの難しさがあるのだ。
 そのスキージャンプの魅力にこの時初めて気が付き、島からの呪縛からの脱却から一歩進んだ禰宜田。それがこの「楽しいじゃないか、スキージャンプ。」である。まあ、顔が相変わらずヤバイですけど。

 第137話『なめるな!』より、尻屋潔の台詞。

 岸谷!!無理だ!!誰か…、誰か岸谷を止めろ!!

 出血多量で瀕死の重傷の岸谷を止めようとする血塗れの皇帝の台詞。
 第131話『岸谷弘基の憂鬱』のシリアスなギャグに対する返しの場面であるが、あんたも充分無茶苦茶だよ…。岸谷の怪我を心配するのは結構だが、とりあえず自分の身の心配を…。ちゅーか、そんなところから現われるって…。

 最終話『ありがとう』より、野々宮悠太の独白。

 ついに来た。お父さんと同じ場所に。
         そして、野々宮悠太を金メダリストに。


 描き下ろし部分であるオリンピック日本代表の会見の悠太の独白。これが、ノノノノ真のラストであり、最後の台詞である。
 いや~、女性ということを隠しながらも、何とか夢を叶えれてよかったですねえ。金メダルを取るまでにどのような苦難があったかは想像するしかないけど、あとがきの部分を見る限り金メダルの悲願は果たせたからな。多分、スキージャンプ選手は引退するかもしれないけど、そこからがノノとしての本当の人生のスタートかもしれない。何はともあれ、おめでとう!!
 でも、このオリンピック代表選手の中で一番報われたのは、ノノではなく、ベテランの槙野慎一かもしれない。ノノの父親であり、スキージャンプ選手であった由良祐介。その後輩である槙野は、由良の致命的なミスにより、辛酸を舐める事になった(そのミスを責めることもできないが。)。その辛い経験がありながらも、12年間耐えに忍んだ。その結果、金メダルという頂に辿り着いたのだ。結果論ではあるが、槙野慎一は影での最大の功労者かもしれない。何時もバッケンレコードを越されている印象が強いけど。

 全13巻、全142話で幕を閉じたノノノノ
 ノノの物語はコレで終わりだが、これからも岡本倫の漫画を今と同じように、いやそれ以上に応援したい。エルフェンリート時代からたんを応援してい人間として。岡本倫先生、お疲れ様でした!!


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全てを賭けて。
2011-02-17 Thu 20:09
 もう少しでラスト!!

 ヤングジャンプは、朝一に買っている蔵間マリコです。
 来週から、あの漫画の読みきり漫画が連載開始されるとは…。数ヶ月前、週刊ヤングジャンプで読みきり掲載されていた中山敦支作の『ねじまきカギュー』が。
 あれはヤンジャンの読みきりラッシュの中でも、ダントツに面白かったなあ…。非常に癖のデザインのキャラをダイナミックに動かし、インパクトのあるコマ割りで読者をひきつける。そして、オチもなかなかのもの。作風的に言うと、ヤングジャンプというよりもウルトラジャンプよりの内容ですけど、これほど面白い読みきり作品は久しぶりだったね。
 となると、これで久々にヤンジャンが盛り上がりそうだ。自分が応援していたノノノノが不本意にも打ち切りになって、楽しみの一つであったB型H系も連載終了してしまった。他の漫画も停滞気味な作品が多くて、ヤンジャン全体が落ち込んでいたからな。このねじまきカギューを切欠に、元気を取り戻して欲しい所である。
 そんな個人的なヤンジャン事情ですけど、とりあえずこのくらいにして、先週に続いてあのコーナーで。ヤンジャンの漫画家、岡本倫のスキージャンプ漫画『ノノノノ』の名台詞・迷台詞週を。
 先週は、単行本11巻の部分まででしたが、今週は単行本12巻。1回目のジャンプ終了から、2回目のジャンプ中盤戦まで。まあ、良くも悪くもかなり荒れている巻ですね。そんな中でも、名台詞・迷台詞は多く飛び交う。自分としては、たくさん選びたいのですが、流石にそれら全部を載せるわけにはいきませんからね。幾つか厳選してみました。
 というわけで、興味の無い人や読んだことのない人には、退屈で色々とアレな記事かもしれませんが、最後までよろしくお願いします。それでは。

 第124話『この日のために!』より、尻屋潔の台詞。

 まあ…、全部お前の自業自得だな。」 
 他人を堂々見下すことに全く恐怖を感じなかったお前が悪いんだぜ。なあ、キャットレイパー赫くんよ♡ 
 あんまり猫と交尾しすぎんなよ!?いくらお前のチンコが猫サイズだからってよ!!はりきりすぎて猫を殺しすぎたら、そのうち捕まるぜ!!

 いきなり破廉恥な台詞を選んでしまってすいません。でも、この台詞大好きなんですよ。
 実力だけで全ての価値観を測る男・赫(てらし)に、中学生時代からア○ルショップと甘んじて罵られ続けてきた皇帝こと尻屋潔。しかし、それは、このIHという日のために持ち越すための策略であった。その目論見は見事に的中、赫の記録を打ち破る。この台詞は、立場が逆転した場面のものである。
 いや~、これほど清清する皇帝の台詞は無いですねえ。台詞自体は下品極まりないものだが、赫は赫でそれを言われても仕方ないような立ち振る舞いをしてきたからな(そうするのには、それなりの理由があるのだが。)。まるで、悪役を倒すダークヒーローといったような活躍ぶりだ。これぞ、アナ○ショップ先輩の魅力といえよう。
 しかし、ア○ルショップ先輩とかキャットレ○パーとかお下劣な渾名をつけたたんのセンスは凄い。普通、こんな狂ったような渾名を考えないぞ…。

 第127話『いくぜ!スーパー女の子!』より、久保太平の台詞。

 ……、だったら……、俺はK点以上飛んで…、必ずチームを優勝させますから!!だからお願いです!!付き合ってください!!

 二つ目の名台詞は、脇役の遠野実業の2番手、久保の台詞。
 この台詞、なんていうか凄く可哀想としか言えないんですよね…。久保はIH優勝だけでなく、マネージャーの綾のハートをゲットするために一生懸命頑張っていたのだが、綾には伊東という彼氏がいるからな。しかも、この台詞を伊東と付き合えるようにしてくれるためのものだと勘違いしているからねえ…。せめて、久保が告白している事ぐらいは察してくださいよ…。それから、ちゃんと断りの言葉を入れれば、精神的なダメージも多少は軽減されるのに…。
 それにしても、遠野実業のマネージャーの綾は、天然タイプの悪女だとつくづく思う。最初は、健気な娘だなあと思っていたら、本人が意識していない所で久保に酷いことをしているからねえ。しかも、約束を破ってキスをしたりするし…。もうちょっと自分が酷い事をしている事に気付いてよ…。

 第131話『岸谷弘基の憂鬱』より、岸谷弘基の台詞。

 棄権なんてしない、あんたにジャンプをやめさせない。
                   どうせ死ぬなら勝って死ぬ!!


 涼宮ハルヒの憂鬱じゃあありませんよ、岸谷弘基の憂鬱ですよ。
 クリスマスの時に負った怪我の傷口が開き、瀕死の重傷の岸谷。そんな弱った彼を皇帝が発見し、身を案じて、棄権させようとするのだが…。
 いや~、ギャグが所々あるノノノノの中でも、個人的に一番面白かった場面だな。古来から、死地に出向く人間がそれを止める人間を黙らさせるという展開は多々あれど、岸谷の取った手段ほど強烈なものは無いと思う。台詞を見る限りでは、そうは思えないのに。詳細は敢えて伏せておくが、コレを見たら、一日中腹が痛くなること間違いなし。

 ギャグあり、シリアスあり、笑いありのノノノノ
 さて、来週の木曜日は19日発売のノノノノ最終13巻の名台詞・迷台詞を書く予定。たんのファンとしては、単行本が出る嬉しさと同時に寂しさもあります。あの苦渋を思い出す事になりますから。
 でも、それでもノノノノ最終13巻の名台詞・迷台詞も何時もどおり書きます。ずっと失意に埋もれたままにもいきませんから。さあ、かかって来いノノノノ最終13巻!!


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加速する激闘。
2011-02-10 Thu 19:47
 ああ、カウントダウンか…。

 連載終了後でも、たんの漫画を愛している蔵間マリコです。
 ついに、表紙が公開されたかあ…。週刊ヤングジャンプの漫画家、岡本倫のスキージャンプ漫画『ノノノノ』最終13巻が。どうやら表紙は、夏服を着ているノノ。最終話の季節を意識しているようだ。まあ、なんとも清清しい格好である。
 しかし、この単行本最終巻が出る事自体は嬉しいんだけど、内心微妙な気持ちなんだよね。打ち切りにされた影響で、複線は全く回収されなかったし、たんが投げやりになったせいか、最終話の内容があんまりな出来だからなあ…。正直、ファンとしてもちょっとばかし期待値が低いばかりです。
 でも、きっとどうにかしてくれるはずだ、我らのたんなら!!加筆修正の部分で、回収できなかった複線を回収してくれるはずだ、我らのたんなら!!最終話の内容を大幅に変更してくれるはずだ、我らのたんなら!!
 ノノノノコミックス最終13巻の発売日は、今月の19日(広島だと、1日遅れの20日。)。たんのファンとして、発売初日に買うぞ!!

 とまあ、妙に盛り上がっている私なのですが、実際のちょっとノノノノにのネタが書きたいんだよねえ。たん成分を補給したいというか。連載が終了して2ヶ月以上経つし、少し前にたんの読みきりの感想を書いたものの、ちょっと物足りないので。
 んなことで、今回は数ヶ月ぶりにノノノノの名台詞・迷台詞集PART11をお送りしたいと思います。PART11は、単行本11巻、109話から119話までっす。IHのジャンプ一巡目中盤戦から後半戦にかけてのところだ。あそこら辺は、かなりの超展開やそれぞれの登場人物の過去が描かれていて、たん節爆発な巻だからなあ。名・迷台詞が多くて困ります。
 でも、尺の都合上で何時ものように3つほどに収めさせてもらいました。倫たんの漫画を全く知らない人にとっては、ポカンな内容かもしれませんが、そこの所は許してください。
 ということで、ノノノノの名台詞・迷台詞集PART11をどうぞ!!

 第110話『実力者たち!!』より、鷺坂慎之介の独白。

 オカマじゃない!!私は 最初 男に生まれただけで…、
 男の子以上のスーパー女の子なんだ!!


 月山商業の2番手である、鷺坂ちゃん(♂。今風に言うと、男の娘。)のジャンプ中の独白。
 個人的には、鷺坂ちゃんは結構好きなキャラなんだけど、この台詞は特に好きな台詞だな。自分は女の子として生まれたかったのに、男の子として生まれてしまった。一方の奥信高校の野々宮ノノはスキージャンプのオリンピック競技に参加できない女の子の身として生まれた。逆の状況であるのならば、明るい人生があったのだろうが、それが逆であったが故に辛い人生を送ってきた。まさにこの台詞は、このノノノノという作品の一端を現した独白と言えよう。

 第114話『忘れちまったのか』より、尻屋潔の独白。

 ……、あいつバカか?
    俺が前言ったことを忘れちまったのかよ?
       俺にはなぁ……、雪も風も関係ねえんだよ!!
 

 文字の大きさの関係で改行がおかしくなってすんまそん。
 この台詞は、皇帝こと尻屋潔がジャンプ中に呟いた独白である。なんともまあ、皇帝らしく大胆な台詞である。どんな悪条件であろうが、常に自分のベストを出して、チームを牽引する。如何にも真の強者らしい台詞と言える。
 でも、これから数話後にある悠太の幻の台詞に、コレの台詞との比較としての疑問があるんだよねえ…。『風は強い選手が飛ぶ時に吹くんだ。』というものなのだが、どうも皇帝の飛んだ状況と合致しなくて…。あちらは、どんな状況であろうと関係ないと一蹴しているけど、こちらは強い選手の時に良い風が吹くと言っている。結局は、どちらが正しいのだろうか?
 自分としては、前者の皇帝の独白の方が正しいと思う。確かに風が吹けば、良い記録が出るのは確かだが、そういった自然の摂理をも覆す力を持っている方が明らかにアベレージが高い気がするのだが…。そりゃあ、ノノみたいな小柄な選手はそうかもしれないけどさ。でも、皇帝みたいな選手もいるのだから、それを全ての選手に当てはめるのは詭弁な気がする…。

 第115話『一目惚れ』より、難波および禰宜田義親の台詞。

 人の恋路を邪魔する奴は……。
 「静かに退場してもらおう。


 下里の命令により、不正を働いていた難波が禰宜田の手によって退場させられる一場面。前半の台詞は、ジャッジの難波の台詞、後半の台詞は禰宜田。
 一言で言うと、顔芸。何食わない顔をしている難波に対し、歩く顔芸の禰宜田の顔芸と暴力が炸裂。それに尽きる場面だ。
 しかし、アレだけの出血で半殺しで済んだ難波も相当なタフネスな気がする。アレ、エルフェンリートの時代の頃となんら変わらない出血量だぞ。しかも、血の飛び散り方から見るに、首チョンパされたと思ったし。まあ、人殺しが出来ない漫画だからそういう展開になら無いというのは分かってはいたんだけどね。

 久しぶりにノノノノの記事が書けて、何かとご満悦な自分ですが、来週の木曜日もノノノノの名台詞・迷台詞集をしたいと思います。流石に、ここまでこの記事を書いたのだから、一ファンとして最後まで完走しないと自分としても落ち着かないしな。
 という事で、来週のこの時間をヨロシクという事で。


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